同窓会長コラム第23弾「会場全体が『共学化反対!』(2月10日意見聴取会)」

埼玉県教育局 県立学校部副部長の挨拶の様子

埼玉県教育局
県立学校部副部長の挨拶の様子

2月10日(土)午前10時から、春高大会議室において、埼玉県教育委員会による「男女共同参画苦情処理委員からの勧告に関する意見聴取会」が行われました。

同窓会、PTA、後援会から約50人の皆さんが集まってくれました。学校からは校長先生、教頭先生。県教委は、県立学校部副部長はじめ4名の職員が私たちの意見を聴きました。マスコミ2社が取材に来ました。

発言したのは同窓会から11人、PTA・後援会から10人。2回発言した方もいました。大阪や名古屋から、このために新幹線で来た同窓生も。頭が下がります。

皆さんの熱い思いが会場全体を満たした2時間30分でした。
「別学校の共学化には反対」
「大事にすべきものは残してほしい」
「男子校・女子校・共学校が存在することを埼玉県は誇っていい。他県をまねする必要はない」
「思春期の子どもの特性を考えれば別学校があることで救われる子もいる。」
「共学校になると、社会にある性差による旧来の役割分担がそのまま学校に持ち込まれるおそれがある。男女共同参画に逆行する。」などなど。

こんな意見がありました。
「少子化や地域特性など、現在の県立高校が抱える課題を解決するため、結果としてやむなく別学校が共学になることには異を唱えません。しかし、今回の勧告を根拠として共学化することには強く反対します。」
この他にも、勧告の内容への違和感を訴える意見が複数ありました。論理の飛躍が甚だしい、稚拙、議論に値しない、などなど。確かに今回の勧告(共学化を推奨)には相当無理があると感じます。

会を通して、参加者の皆さんから、それぞれの経験を踏まえた貴重で的を射た意見をたくさん聞くことができました。
何より素晴らしいと感じたのは、会場全体がユーモアと笑いに溢れていたことです。
特に、同窓生として、胸の中には強引に共学化を持ち出した勧告内容への憤りがあったと思いますが、それを抑えて、冷静な発言とユーモアやアイロニーを交えて皆さんに伝えようとする「大人の余裕ある対応」を見せていただきました。

いずれこのHPで会の発言概要などをお伝えしたいと思っていますが、なにせ2時間30分の長い会合でしたので、少々時間をください。

意見聴取会が終わり、まずは一段落です。これまでのご協力、ご意見に感謝いたします。ただ、8月に県教育長が勧告への回答をするまで、私たちの意見がどのように受け止められたのか、どのような回答を用意するのか、見守っていく必要があると思います。
まだ、終わっていません。


埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久

*関連ページ: 種村隆久会長の挨拶(2022年7月公開)