春日部高校創立120周年記念事業「大人の春高祭」が盛大に行なわれました!

[ 寄稿者:戸井田 哲(事務局次長)]

大人の春高祭

晩秋の11月17日(日)、春日部高校において「大人の春高祭」が盛大に行なわれました。当日は天候にも恵まれ、最年長86歳から最年少19歳の卒業生約700名が、それぞれの企画事業に積極的に参加しました。

受付風景


あの授業をもう一度 (10:00〜12:00)

10時からの「あの授業をもう一度」では、11人の先生方が現役当時さながらの授業を再現してくださいました。どの授業も大変活発で楽しい雰囲気が感じられ、教室からの笑い声と拍手が廊下にまで響き渡り、満足感いっぱいの様子でした。授業を受けた感想では、「感動した」、「教え方が上手い」、「板書が綺麗だ」、「高校生当時を思い出し涙が出てきた」、「春高には良い先生がいる」、「もう一度同じ企画を考えてもらいたい」等、好意的なご意見をいただきました。


学食OPEN (10:50〜13:30)

また、今回、「大人の春高祭」のために臨時で営業した学生食堂も大人気で、用意したご飯メニューは途中で無くなり、うどん・そばの麺類を合わせ、約470食が完売となりました。


トークイベント 春高を語る (13:30〜14:30)

午後1時から音楽ホールで行なわれたトークイベント「春高を語る」では、始めに、金融庁監督局審議官の伊藤豊さん(高34回)から、テーマ「これからの春高の役割」と題し、春高で学んだことをこれからの世界情勢の中でどのように生かしていくのか等、格調ある基調講演がありました。これを受け、座談会では司会者の青島健太さん(高29回)が巧みなリードで、出演者の個性を上手く引き出し、最後には会場全体が一体化し、春高への思いが高まっていくのを肌で感じる事ができました。


音楽は世代を超えて 荘厳なる吹奏楽&合唱の響き (15:00〜16:30)

3時からの「荘厳なる吹奏楽&合唱の響き」では、音楽部OB部員による合唱、現役吹奏楽部の演奏に続き、立原勇さん(高33回)をリーダーとするメランジェ合奏団が素晴らしいステージを作ってくれました。最後は春高創立の1899年に作曲された名曲「フィンランディア」を音楽部、吹奏楽部、メランジュ合奏団全員の演奏で盛り上げました。そして、フィナーレはその演奏形態をそのままに、全員が立ち上がって感動的な校歌斉唱となりました。



ライブ!~春高フェス120~ (15:00〜16:30)

同時刻に行なわれた「ライブ!~春高フェス120~」では、始めに現役の高校生バンド2グループ、Empty L!feとLAGUNSが演奏、続いて、錢場正人さん(高24回)をリーダーとする親父バンドLover Soul (ラバーソウル)が得意のビートルズナンバーを披露。最後に、糸賀徹さん(高38回)率いるプロロックバンド、Les VIEW (レヴュー) が登場し、視聴覚室は興奮の坩堝となりました。


美術・書道OBグループ展、広重-名所江戸百景-今昔企画展

音楽ホールのホワイエで行なわれた「美術・書道OBグループ展」及び、会議室に展示した、大野光政さん(高11回)所有の「広重-名所江戸百景-今昔企画展」にも多くの鑑賞者がありました。


春高創立120周年記念キーホルダー

一方、関西春高会支部長の堤裕司さん (高27回)から、春高創立120周年記念のオリジナルキーホルダー(不死身の銀杏の根本の土が入っている)をご寄贈いただきました。当日は、このキーホルダーを求めて来られた方に「大河滔々奨学基金」への協力をお願いし、総額247,384円のご寄付をいただきました。改めてお礼申し上げます。


大懇親会 (17:00〜18:30)

5時、食堂で行なわれた「大懇親会」にも多くの方々にご参加いただきました。ビッフェ方式、ノンアルコールでの会でありましたが、和やかで楽しい宴となりました。最後の校歌斉唱は、元応援団長の熊澤匠さん (高48回)指揮、メランジュ合奏団伴奏による大合唱となりました。その声は八木崎の大地を揺るがし、参加者に大きな感動を与えました。

2年前に発足した「創立120周年記念事業プロジェクト委員会」の尾﨑行隆実行委員長 (高22回卒)の下、諸事業を企画・展開してまいりましたが、ここに一応の成果を残すことができました。


大河滔々奨学基金と校内ギャラリー化計画

さらに、継続的な事業である「大河滔々奨学基金」と「校内ギャラリー化計画」も順調にスタートをきることができました。これからも同窓会は卒業生の親睦を図るとともに、学校の教育活動を支援して参りたいと思っています。


準備・スタッフ・リハーサル

この日のために、2年4ヶ月もの長期に渡って準備されてきたプロジェクト委員の皆さん、そして当日早朝からお手伝いいただいた有志の皆さん、たいへんお疲れさまでした。おかげさまをお持ちまして、大変に素晴らしい「大人の春高祭」を開催できましたね。本当にありがとうございました。


「あの授業をもう一度」受講授業の決定

春高創立120周年記念事業 プロジェクト委員長 尾﨑 行隆

たくさんのご応募、有難うございました。残念ながら芦田川先生がご病気で欠講となりましたので、下記リンク先のとおりの割振りとなります。一般教室では1教室40名以内という制約から、必ずしも第一希望に沿うことはできませんでしたが、ご了承ください。また、当日は総合受付で受講票を配布しますが、事前に下記リンク先に掲載の割振表でご確認ください。

なお、割振表をご覧になるには、「大人の春高祭」リーフレットの裏面に記載されているパスワードが必要です。

「大人の春高祭」の特設サイト

「『あの授業をもう一度』受講授業の決定」ニュースはこちら