[ 寄稿者:栃木春高会広報担当 穂波 俊宏 氏(高37回) ]
朝からの激しい雨が嘘のように上がった10月28日の土曜日、第10回栃木春高会を開催しました。節目となる第10回を迎えたこの会が今年も開催できたことを幹事一同安堵の気持ちで当日を迎えました。今回も昨年と同じ宇都宮駅近隣のホテルマイステイズ宇都宮で講演会および懇親会の二部構成で開催することとしました。
講演は45回卒の腰越史浩さんに製鉄会社にお勤めのご経験を基にしたお話をいただきました。日頃お作りになっている製品と、その製品がどのように流通していくのかまでをわかりやすくご説明いただきました。この会ならではの一般には聴けないような貴重なお話もあり、会員からも多くの質問が飛び交うなど盛況な講演会となりました。
講演終了後は昨年に引き続き本部からお越しいただいた加倉井同窓会副会長を囲んでの懇親会となりました。加倉井副会長からは近年、春日部高校は他の高校からの学力猛追を受けていることから、より魅力的な高校になる必要があることを熱く語っていただきました。
今年は文化祭で応援団がテレビ取材を受けるなど、いつにもまして世間に春高の魅力を多くアピールできた年ではなかったかと思います。栃木にいる我々にあっても春高の魅力は大いに実感する日々です。ぜひこれまで以上に素晴らしい人材が我が校から輩出され、活躍していくことを願わずにはいられません。
長きにわたり開催してきた当会ですが、コロナの影響もあって近年は出席者の減少に苦慮しています。幹事からもこの会をぜひ参加してみたくなるような雰囲気のある、より魅力的な会にしなければならないという発言もありました。これまで以上に当会のアピールを積極的に行う必要があることを改めて認識するとともに、当会の存在を大いに発信していかなければという決意を新たにした総会となりました。
最後は例年どおり、出席者全員による校歌熱唱と、来年の再会を約束しての閉会となりました。あわせて当会から大河滔々基金育英基金への協力も加倉井副会長に通して行えたことも今回の収穫であったと思います。来年は今まで以上に多くの方に出席していただけるよう幹事一同で趣向をこらしていきたいと思っています。ぜひ引き続き、皆様のお越しをお待ちしていますので、第11回もぜひよろしくお
願いします。