平成29年・第41回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会が7月24日から26日にかけて、東京市ヶ谷の日本棋院で行われた。
団体戦は、我が春日部高(林隆羽、中島光貴、中島駿)が2連覇を達成した。昨年は46年ぶりに優勝したがそれに続いての快挙である。
埼玉県代表として一緒に戦った浦和高(林朋哉、谷川大知、佐藤正太郎)も5位に入った。
春日部高は一次リーグをパーフェクトで突破した後、決勝トーナメント準々決勝で灘高(兵庫)を、準決勝で桐蔭学園高(神奈川)を破って決勝に進んだ。決勝の相手は、春の選抜の覇者・浦和を1回戦で破った洛南(京都)、強敵であったが、3人力を合わせ2-1で勝利した。トーナメントになってから勝ち上がったほかのチームもすべて2-1で、実力は紙一重だった。
主将の林君は「自分が1敗したのは悔しいが、優勝できてよかった。」、副将の中島君は「決勝トーナメントは3人が1回ずつ負けたが、チームワークがよかったというべきか、運がよかったというべきか」と喜びを語った。
25日の午後から行われた個人戦に、埼玉県代表として出場した林隆羽君は、一次リーグを突破して26日のトーナメントに進んだが、優勝した神奈川県の栗田君にトーナメント1回戦で敗れ、6位に甘んじた。