同窓会長コラム第56弾「笑っても泣いても、高校生活の総仕上げ」

すでに2月も下旬。現在、多くの私立大学の入学試験真っ最中だと思います。
先日、角坂校長先生と話をしていて、受験を終えた3年生から合格の報告が続々と入ってきていると聞きました。この時期は、悲喜こもごも。希望大学に合格した人も残念だった人も、まだ次のチャンスがある人も、高校3年間の最終ゴールが近づいています。最後まで体調を崩さず気を緩めず頑張ってほしいです。

以前、ある先輩からこんな言葉を聞きました。「春高生は一浪二浪は当たり前」
確かに、私が卒業した50年前は、予備校に進学する、という友人もたくさんいました。ところが、校長先生の話では、昨今は、現役志向が大変強くなっているということです。第1志望の大学に合格できなくても、第2志望、第3志望の大学でもいい、と。何が何でも第1志望を目指す、という生徒は減っているということです。昨年の春高生の現役進学率は、67.3%だったそうです。親御さんのご意向もあるのだと思いますが、生徒の気風も変わってきているのでしょうかね。

私の経験では、高校選びももちろんですが、どの大学に行くか、大学で何を学ぶか、はその後の人生にとって大変重要です。ですから、第1志望がダメだったから次でもいいや、という選択はできるだけ慎重にしてほしいなと思います。彼らの健闘を心から祈ります。

私たちOBが現役生徒にできることは、応援することだけです。そのため、大河滔々奨学基金を活用して、経済的困難があっても学業を続けられるように、また将来の夢のために新たな学びの支援をしたり、彼らを信じてできる限りのサポートを続けることが大切です。若手OBによる進路トークも彼らの視野を広げる重要な取り組みです。

そして、もう一つできること。
春高を卒業したら、もう春高同窓会の新会員です。皆さんの身近なところに、若い会員がいたなら、ぜひ、地域の同窓会に声かけをしてあげてください。おじさんばかりの場に顔を出すのは勇気が要るかもしれませんが、友人同士など、若い人が何人かいれば、さほど抵抗もなく来てくれるかもしれません。若いOBを応援するという気持ちで、地域の同窓会の将来を考えてみませんか。彼らもおじさんの話を聞いて人生の参考にしてくれるかもしれません。
まあ、そう簡単じゃないですけどね。よろしくお願いいたします。

埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久