春高同窓会には、36の支部組織があります。これまで約半分の支部会に参加させていただいたと思いますが、今回は、ヨーロッパ(春高ヨーロッパ倶楽部)からご案内をいただき、伺うことにしました。
春高ヨーロッパ倶楽部は、ヨーロッパに駐在する春高同窓生を中心とした集まりで、2017年にローマで発足しました。コロナ禍を経て、最近は、今回のデュッセルドルフのほか、ケルンなど主にドイツ国内で総会を開いているそうです。
発足当初から、尾﨑行隆さん(高22回)、加藤晃さん(高34回)が中心となって会を盛り上げてきていただいています。今回は、守屋千勝さん(高45回)が現地幹事として取りまとめてくださいました。
今回集まったのは10人。主に、ドイツ国内を中心に日本企業の研究職や営業職として活躍されている現役バリバリの皆さんです。日本国内の支部会では、比較的年齢層が高めの集まりになりがちですが、ここは、40代が中心。環境が異なる遠い異国の地でそれぞれ頑張っている様子をにぎやかな会話の端々に窺うことができます。
一方で、日本から遠いため届かない情報(男女共学化問題、新潮選書「校歌斉唱」のこと、最近の春高生などなど)も多々あるようで、そんな話題に驚いたり感心したり。彼らにとっては、年に一度、春高の仲間が集まり春高の話題に盛り上がる機会です。なかなか話が尽きず、午後6時開会の懇親会も10時をとっくに過ぎる頃まで続きました。
この時期のドイツは午後9時過ぎまで明るいので(この日の日没は9時50分)うっかりしてしまいますが、気づいたら街はようやく暗くなっていました。
もちろん、春高校歌がデュッセルドルフの夜に響き渡ったことは言うまでもありません。まるで会場が春高の教室であるかのように、遠慮なく(お店に人には一応お断りしたようですが)歌わせていただきました。
ホテルまでの帰り道は、異国であることを忘れるかのように気持ちよく堂々と歩いたものです。
なお、今回、持参した「春高扇子」を皆さんに渡したところ、大いに喜んでくれました。さすがにドイツも、日本ほどの湿気がないとはいえ、日中30度を超える毎日で大いに助かる。「大河滔々」の文字と「校章」が刻字されているのがうれしいと大好評。「春高扇子」で彼らの日々の仕事がより一層捗るなら何よりです。
最後に、デュッセルドルフは、ライン川沿いのきれいで、安全で、住みやすそうなまちでした。お時間と興味関心がありましたら、一度訪ねてみるのもいいかもしれません。
埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久