同窓会長コラム第41弾
「令和6年度第4回正副会長監事会議を開きました」

現在、春高同窓会には会長1名のほか、副会長11名(定数15名以内)、監事2名、事務局2名(局長、次長)がいます。全員が集まる正副会長監事会議が年間5回程度開かれています(他に臨時会議あり)。

2月16日(日)午前10時から、今年度第4回会議を開催しました。この時期の会議は、次年度総会に向けた今年度決算・事業報告の確認、次年度の予算案・事業計画案の作成が主な議題になります。

今回の会議で話題になったのは、毎年5月にすべての同窓生に発送している同窓会報の郵送料について、でした。

昨年、郵便料金の大きな値上げがあり、今後の負担増が見込まれています。一方で、せっかく会報を郵送しても、居所不在で毎年300通程度が事務局に戻ってきてしまうという実態もあります。さらに、会報が届いても封も開けずに捨ててしまう人もいるのではないか、という発言もあり、会報のあり方について多くの意見が交わされました。

現在の会報は、同窓会の会報編集委員が編集作業を行い、印刷業者が印刷して年1回発行されていますが、ウェブで配信すれば郵送料がかからず、スマホなどでいつでも見られて便利なのではないか、若い人にも見てもらえるのではないか、という意見がありました。

一方、年1回の会報は印刷物の方が読みやすい(スマホやPCでは字が小さい)という声も。また、ウェブ配信するなら年1回ではなく、適時性を生かして話題性のある情報をもっと頻繁に届けられないか、或いは、PDF形式でベタっと送るのではなく見たい記事だけ呼び出して拡大しながら見られるようにしたらどうだ(技術的な課題は置いといて)、など多くの意見がありました。

今まで同窓会報は年1回郵送されてくるものだ、ということにあまり疑問も持たずにいましたが、そろそろ時代に合わせて見直しを検討するタイミングだということを、今回の意見交換を通して痛感しました。

郵便料金の値上げをきっかけとした意見交換は、さらに広がって、同窓会としての社会貢献をもっと積極的にやるべきではないか、という話題になり、地域のまちづくりへの協力支援や災害時の寄付(八潮市の陥没事故は八潮春高会の懇親会場も巻き込まれたらしい)などいろいろな意見が尽きませんでした。

これらの課題は一朝一夕に解決できるものではありませんが、実現に向けて継続的に正副会長監事会議の一つのテーマとして取り組んでいこうと思っています。これからの同窓会を担っていただく若い年齢層の皆さんからもご意見をいただければ幸いです。

なお、次年度同窓会総会は、6月22日(日)午後を予定しています。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。詳しい案内は、5月に郵送される同窓会報に同封される予定、です。(今回は今までどおり。ご容赦を)

埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久