6月23日(日)、あいにくの天気でしたが、令和6年度同窓会総会に約300人の同窓生の皆さんが集まってくださいました。会場のセンテニアルホールは7割近く席が埋まって、会場参加者の熱気で空調が効かないくらい暑い(熱い?)
それもそのはず、今年度のホームカミング学年は、卒業50年の高26回、そして50歳、40歳、30歳の節目の年齢にあたる高44回、高54回、高64回の皆さんですが、高44回の103人(学年全員のほぼ1/5! すごいぞ、50歳!)をはじめ、全部合わせて約230人が参加してくれました。最初から懇親会場に向かった人もいたようですが(笑)
今年の記念講演は、日本工業大学准教授の松井克典さん(高44回)。野球部OBとして春高野球部のユニフォームを着て登壇です。演題が「春高は甲子園に行けるのか・・?!」大変挑戦的なタイトルで、これだけで興味津々。
春高野球部は1902年(明治35年)に創部。慶応大学野球部より少し遅く、早稲田大学野球部とほぼ同年。大変な歴史と伝統です。春高野球部の歴史を振り返りつつ、これまで2回、あと一歩で甲子園出場に近づいたことなどを紹介していただきました。
そして、いよいよ「春高は甲子園に出場できるのか?」
答えは、「出場できる!」そのために、まずセンバツの「21世紀枠」を目指せ!
「21世紀枠」出場の条件やその後の進化の方向性など、よく考察されて期待が高まる講演でした。いつか甲子園で春高校歌を歌う日が来ることを!
さて、続けて校歌の話も。
毎年、総会に先立って、現役応援指導部団長の指揮で校歌を歌うのが恒例ですが、あらためて、これだけ大きな声で全員が堂々と校歌を歌う高校ってあるだろうか?と考えてしまいました。OBだけでなく現役学生も、文化祭や卒業式などで声高らかに歌いますが、共学校の男子は、あまり大声で歌うと女子に笑われるから気取って歌わないかも(個人的感想です)。そんな3年間なんて考えられませんね。
そんな、春高生にうれしい本が出版されます。
新潮選書「校歌斉唱!」~日本人が育んだ学校文化の謎~(著者 渡辺裕氏 東大名誉教授)全6章のうち、最後の第6章全編が春高校歌について記されています。目次には、「校歌をこよなく愛する学校:埼玉県立春日部高校の事例研究」とあり、目次に校名が特出しされているのは春高だけ。発売予定は7月25日。読むしかないでしょ?(写真はいただいたチラシ。見にくくて失礼しました)
それと、今年度から総会後の懇親会の形態を、コロナ禍以前のやり方に戻しました。今回は少しPRが足りなかったか、参加された方が40人くらいと少し少なかったのですが、来年度以降も多くの皆さんと懇親を深める機会としてぜひご参加ください。
令和6年度同窓会総会にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久
*関連ページ: 種村隆久会長の挨拶(2022年7月公開)