4月8日、天気も崩れず比較的暖かな一日、春高の入学式が行われました。PTA会長、後援会長と一緒に出席させていただきました。ほぼ満開の桜に見守られ360名の新入生が晴れて春高生になりました。今年の新入生は、競争率1.5倍の入学試験を突破してきた子たちです。よく頑張ったね、と言ってあげたいくらいです。
ついこの間まで中学生だった面影が残る初々しさ、同級生は初めて会う人たちばかり、ちょっと怖そうな応援指導部の先輩たち。中学校とは勝手も違うし、まあ、あの雰囲気の中で緊張するな、という方が難しいとは思いますが、みんな最後まで立派に背筋を伸ばしていてくれました。
この4月に新たに着任した角坂(かくさか)校長先生(3月まで県教育局で共学化問題の担当課長だった!)のご挨拶の中で、春高の3年間でぜひ取り組んでもらいたい3つを挙げておられました。
1 新しい自分に向き合ってほしい
2 限界まで挑戦し続けてほしい
3 生涯の友を見つけてほしい
中学校と違って、高校(特に春高)は自分の意思で何にでも挑戦できる場所だと思っています。将来、社会のリーダーとして求められる資質やスキルをどれだけ得られるか、この3年間に思う存分挑戦してほしいと思います。3年は長いようで、あっという間だからね。春高の3年間、思う存分楽しんでください。
今年も「校歌披露」は、応援指導部長の指揮のもと、野球部の諸君がステージ前に整列し声高らかに歌ってくれました。早く校歌を覚えて、一人前の春高生になってください。
さて、3月の卒業式の際に春高グッズを販売していただいた春縁会(後援会の有志の皆さん)も、引き続きテントを設けて新入生やそのご父兄の皆さんへのグッズ販売に活躍してくださいました。6月の春高祭でもグッズや飲み物の販売をしてくださるとか。これからもよろしくお願いいたします。
卒業や入学が重なる春は、別れと出会いの季節です。時代が変わり、人が変わっても、春高OBが築いてきた120年を越える歴史と伝統は途切れることなく未来に引き継がれていくはずです。晴れて春高生になった360人の彼らに、いつかしっかりとバトンを渡せるよう、私たち同窓会もしっかりと活動を活性化していかなくては、と心を新たにした一日でした。
※角坂校長先生は、平成13年から18年まで春高で地学を教えておられたとのこと。教わった方もいらっしゃいますよね。
埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久
*関連ページ: 種村隆久会長の挨拶(2022年7月公開)