蓮田春高会 2023年、活動再開

[ 寄稿者:蓮田春高会広報担当 岡野 晃 氏(高24回) ]

蓮田春高会の春のウォーキング「黒浜貝塚」

蓮田春高会の春のウォーキング「黒浜貝塚」

東北自動車道が込み合う連休初日の4月29日、国指定史跡の黒浜貝塚で、蓮田春高会の活動が再開されました。春のウォーキングに参加したのは15名です。当日参加できなかった小澤会長がすべて、お膳立てをしてくれました。

案内役は、教育委員会文化財担当の小林美穂さんで、次々に繰り出される質問にもてきぱきと答えてくれました。

前半は、文化財展示館で説明を受けました。黒浜貝塚は5,500年前の、内陸部の奥まで海が入り込んでいた頃のもので、ハイガイやカキの貝殻が見つかっていますが、カキには養殖の痕跡が見られるとのことでした。ガイダンスモニターの視聴の後、展示品を自由に見学しました。天神前遺跡で発掘された黒浜式土器の、なんと美しいこと、縄文人の技のすばらしさを感じました。

後半は、現地の見学でした。椿山のムラを出発して、縄文の浜辺、縄文の海を回り、最後は宿浦のムラに着きました。宿浦のムラには貝塚があり、タブレットで再現された縄文の海やムラの映像を見ました。

起伏のあるコースを歩き、縄文人の生活に思いをはせる、有意義な2時間でした。

[ 文責:岡野 晃 ]

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