1月29日(日)、第6回センテニアル定期演奏会が3年ぶりに開催されました。
このHPでは、すでに同窓会事務局からコンサートの詳細が掲載されていますが、少し個人的な感想を交えてご報告です。
会場のセンテニアルホールは、3年ぶりのコンサートを待ちかねたお客様が1時間も前からお待ちいただいていたため、開場時間を早めて暖かいホール内へ。すぐに、ほぼ満席の状態。
昨夏から年末にかけてオーバーホールを行ったセンテニアルホールのピアノは、この日のコンサートがお披露目でした。そして最初に弾いてくださったのが、世界的なピアニストの梯剛之(かけはしたけし)さん! 何という幸運な巡り合わせでしょう! そして、その場に立ち会うことになった満員のお客様も、春から縁起がいい(笑)。
NHK交響楽団から選抜された弦楽四重奏の皆さんも、時々目を合わせニコニコしながら楽しそうに演奏してくださいました。重なり合う弦の響きが会場内を満たして、あらためてセンテニアルホールの音響効果の素晴らしさを実感しました。
そして、ピアノの音色は…
梯さんの演奏は、時に柔らかく繊細に、時に力強く重厚に、そして弦の音色と圧巻のコラボレーションを奏でてくださいました。きっと誰もが、緩急を交えて流れるようなピアノと弦の響きに心躍る時間を過ごしたのではないでしょうか。
演奏後、梯さんに「ホールのピアノはどうでしたか?」と尋ねてみました。「とても弾きやすかった。いい演奏ができました。」とおっしゃってくださいました。
ピアノの修繕をお願いした調律師の方も会場に来ていて「今回の調整に自信が持てました。私の仕事の大きな節目になります。」と感無量の笑顔でした。
そして、何より、お帰りになるお客様が皆さんいい笑顔でした。たくさんの方から「よかった」「素晴らしかった」とお褒めの言葉をいただきました。こちらこそ、ご来場ありがとうございました。そして、開催にあたってご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。
さらに、たくさんのお客様からアンケートに回答をいただきました。いいコンサートはアンケートがたくさん返ってくる、という定説があります。事務局が取りまとめるのが大変なくらいです(よろしくお願いします!)。
「春高文化の森構想」は着実に樹木を増やし幹を太くしています。次の機会も、皆さんのご参加をお待ちしています。
埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久
*関連ページ: 種村隆久会長の挨拶(2022年7月公開)