8月下旬にオーバーホールのため運び出されていたコンサート用グランドピアノが、12月20日にホールに帰ってきました。小さな傷がいっぱいだった外装も、ピアノ工房のご厚意で、きれいに磨かれて傷一つ見えないピカピカの状態になっていました。へこんでいた鍵盤もすべて取り替えられ、摩耗していたハンマーフェルトやワイヤーも交換されて、まるで新品のよう!
ロシアのウクライナへの軍事侵攻による船便の遅れや極端な円安の影響を受け、予定より補修期間が延び、価格も当初見積りより少し増えてしまうようですが、やむを得ないです。何より年内に戻ってきてホッとしました。
年明けに現場での最終調律を2回行ってすべての作業が完了となる予定です。その後は、部活等で生徒諸君に存分に活用してもらうことになります(傷はなるべくつけないでね)。地域の市民グループやPTA等のホール利用の際にも使っていただけます。
もちろん1月29日に予定しているN響コンサートで世界的ピアニストの梯剛之(かけはしたけし)さんにも弾いていただきます。どんな音色がセンテニアルホールに響き渡るか、今から楽しみです。N響コンサートのチケットは残りわずかと聞いています。ご希望の方はお早めにどうぞ。
さて、2022年も残すところあと数日となりました。皆様にとってどんな一年だったでしょうか。
春高では、文化祭の一般公開を始めとして、修学旅行、大運動会など3年ぶりの活動が復活して生徒たちの生き生きした笑顔(女子高生がたくさん来校した文化祭は特に!)がたくさん見られた一年だったようです。
同窓会としても、3年ぶりにリアル総会を開き、会長・役員の改選がありました。春高ウォークやN響コンサートも3年ぶりです。
ウイズコロナの中で、ようやく普通の生活や学校活動が戻りつつあります。
新しい2023年は、コロナとの付き合い方ももっと賢くなっていくでしょう。皆様とお会いできる機会ももっとたくさん増えることと思います。
2022年は大変お世話になりました。同窓会活動にご協力いただき感謝いたします。
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
健康で良い新年をお迎えください。
埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久
*関連ページ: 種村隆久会長の挨拶(2022年7月公開)