[ 寄稿者:戸井田 哲(事務局次長)/ 写真撮影:竹村 義人(事務局長)、山森 一幸(高27回)]
去る、1月13日(月・成人の日)、春日部高校音楽ホール(センテニアルホール)において、NHK交響楽団の精鋭メンバーによる「木管三重奏」が行われました。
今回は、オーボエ、クラリネット、ファゴットによる華麗なアンサンブルで観衆を魅了し、3人の息が合った演奏に会場全体が酔いしれました。
楽器紹介では、それぞれの演奏者から、音の出る仕組みから音質・音量の違いなど、分かりやすく説明していただきました。プログラムの最後は、木管三重奏のために造られた作品、オーリックの「三重奏曲」を演奏していただきました。楽器の持ち味を生かした美しい音色で観客の心を掴み取り、心から満喫できる一日となりました。
開演前
- ホール玄関前
- クラリネット奏者松本健司さんから指導を受ける
- オーボエ奏者池田昭子さんから指導を受ける
- 開演前のセンテニアルホール
- 開演を待つ観客席の方々
- 演奏者を待つステージ
[ 演奏曲目 ]
第一部
- 「水上の音楽」~アラ・ホーンパイプ/ヘンデル
- 3声のシンフォニアより/J.S.バッハ
- 5つのディヴェルティメント第2番/モーツァルト
第二部
- 5つの小品/イベール
- ノヴェレッテ/プーラン
- 愛の小径/プーランクプーランク
- エディット・ピアフへのオマージュ/プーラン
- 楽器紹介
- ジュトゥヴ/サティ
- 三重奏曲/オーリック
アンコール曲
- 星に願いを
アンコール曲が終わった後も惜しみない拍手がしばらく鳴り止まず、主催者から例年どおり春日部特製の「名入りの凧」が、昼の休憩時間に指導を受けた吹奏楽部の生徒からお一人ずつに渡されました。出演者も大いに感激し、観客からも喝采を浴びました。
- スポットライトが当たるステージ
- 分かりやすい解説、松本さん
- クラリネット奏者、松本健司さん
- ファゴット奏者、菅原恵子さん
- オーボエ奏者、池田昭子さん
- 演奏修了後、喝采を浴びる演奏者
- 左、プロデューサー清水さん
- 記念品贈呈のセレモニーがスタート
- 名入りの凧の記念品に喜ぶ演奏者たち
- 生徒と並んで記念撮影
[ 観客のアンケートから ]
- さすがN響と言う気がしました。とにかく音色が美しく素晴らしい演奏でした。木管だけの演奏は初めて聞きましたが良い曲ばかりで楽しかったです。時代もバロックから新しい時代のものまであり、アレンジも素晴らしかったです。
- 落ち着きのある透明感のある音色に、感動、感動でした。ヘンデル、バッハ、モーツァルトの聞き比べできて楽しかった。楽器の説明もとっても勉強になりました。初めて木管三重奏を聞きましたが、癒やされました。
- まず、ホールが素晴らしく、N響の演奏をより引き立てられたのではないでしょうか。また、いつもテレビなどで観ている人を生で聴けて感動しました。加えて春高生の礼儀正しいご案内と笑顔が気持ち良かったです。
- オープニングから格調高く、ホールの音響・設備・構造が良いこともあり、美しい音色が場内に響き渡った。文化的レベルの高い演奏会でした。こんな素晴らしいホールでこんな芸術性の高いイベントが行なわれていることが、春日部に住んでいても気がつかなかった。今回は、他地域の友人から誘われてきたが、これからも色々な演奏会を企画してください。
- モーツァルトはやはり天上から降ってくるような晴朗な音色でした。間近で聞く木管の三重奏は異世界の美しい響きでした。感激!、いつもながら、素晴らしい音楽会ありがとうございます。
主催 | 春日部高等学校同窓会 | |
後援 | 春日部高校、春日部高校PTA、同後援会、春日部女子高校同窓会、 春日部市、春日部市教育委員会、楽友クラブ「プレゴ」 |
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会場 | 春日部高校音楽ホール(センテニアルホール) | |
出演者 | オーボエ 池田 昭子 | |
クラリネット 松本 健司 | ||
ファゴット 菅原 恵子 | ||
備考 | 次回は、今年の秋(10月 or 11月)に実施する予定です。 |