[ 寄稿者:蓮田春高会広報担当 岡野 晃 氏(高24回) ]
蓮田春高会の春の行事である第11回ウォーキングが平成最後となる4月13日(土)に実施されました。今回は、宿場町の面影と歴史を偲ぶ、利根川沿いの町、栗橋を歩くことにしました。
当日は、蓮田駅に12名が10時に集合し、栗橋駅に向け出発しました。天候は前日までの花冷えや強風もなくウォーキングに最適な天候の下に行われました。
栗橋駅に到着後、駅前にある『静御前』のお墓にお参りし、七分咲きの静桜の前で写真を撮り、皆さん元気に歩き始めました。栗橋は今、久喜市となりましたが、かつては日光街道の宿場町として栄えました。また、利根川に面していることから関所が設けられ、これらの面影を残す町並みを散策しました。神社、お寺、関所跡、焙烙地蔵などを巡りながら、利根川の堤防に上がり、昼食を取りました。利根川堤防からは筑波山、日光男体山などが望め、春の気持ち良い風を感じながらそれぞれ休息し、元気を取り戻し一路、栗橋駅に向かいました。
栗橋は利根川により、何度か堤防が決壊し、水難にあっています。町のいたるところの電柱には、昭和22年のカスリーン台風によって堤防決壊した時の洪水時の水位が表示されており、深いところでは2.5メートルにも達したことがわかりました。二度とこのようなことが起きないための工事が今も行われておりました。
今回、参加した皆さんから、近くでなじみのあるところだが歩いてみると色々知らないことが再発見できてよかったという感想を頂きました。次回のウォーキング企画にも是非多くの会員が参加していただきたいと思います。
[ 文責:柳澤 ]