中田雅敏さん(高16回)、中里卓治さん(高18回)からご著書を寄贈していただきました

忘れられた作家・忘れられない作品(新典者)
中田雅敏・高16回卒

中田雅敏 著

中田雅敏 著

<あとがきから>
ごく平凡な日本人といえる私も文章というもの、書くということに興味を持って生きてきた。サラリーマンや商店主、主婦やご隠居などがお書きになられる文章には立派なものを目にする。たとえば新聞の投稿欄の意見や提案、或いは日常生活の時々の思いを述べられた文章に感銘を受けることが度々ある。それは実際に生活する目で物を見、自分の感情の動きを率直に述べられているからであろう。
同様に私も文学作品を語ったり、思いを述べたりしてきた。その中で世にすっかり忘れられた作家もいるが、作品が心に残って忘れられない作がある。中でもいま一度多くの方に読み直してて欲しい作家や作品がある。そういう思いで書いた拙文をいとおしく思うようになってきた。それを全く忘れてしまわない中にまとめて記しておきたいと思い、出版に至った。


考えるヒント1.2.3(環境新聞社)
中里卓治・高18回卒

中里卓治 著

中里卓治 著

<推薦文から>
この本は、実に幅広い人生の機微、社会の知恵、技術革新へのアイディアを示している。中里さんの類いまれなる好奇心の強さと、その博学なる知識を存分に発揮した、つい「その通りですよね」と納得させられてしまう警世の書である。(東洋大学学長  松尾友矩)

考えることは人が人である証明である。そこには、旺盛な好奇心、夢を見られる想像力、それらを支える豊富な知識が必須である。本書はそれらを丸ごと技術者に伝えたいという思いが詰まっている。(電気通信大学教授 新 誠一)