春高40回卒の野地東大教授が講演

野地東大教授(高40回卒)

野地東大教授(高40回卒)

3月19日(木)、春高40回卒の野地博行東大教授の特別講演会が1・2年生を対象に行われました。

第1部は「研究に関する講義ーおもろい学問は越境するー」として、ご専門のATP合成酵素(地上最小のモーター)に関する講義をしました。スクリーンに映し出される画像を交えながら高校生にも分かりやすく、100オングストローム(1mの百億分の1)の細胞内でおきている現象を説明してくれました。

第2部では、後輩へのメッセージとして、高校時代の生活や進路について、大学教授という職業について、最後に高校生の皆さんに伝えたいこととしてお話いただきました。その後、生徒からの質問にも丁寧にお答えいただき、あっという間の1時間半でした。

野地さんは、平成22年に41歳の若さで東京大学工学系研究所教授に就任。今年の4月16日、読売テクノ・フォーラムの新進研究者を表彰するゴールド・メダル賞を受賞します。テーマは「1分子計測によるATP合成酵素の研究」で、研究成果が注目を集めています。

春高時代はサッカー部で活躍。春日部市出身。