同窓会長コラム第57弾「春高へ、ようこそ!」

3月6日(金)は、令和8年度県立高校の入学許可候補者の発表(合格発表)でした。今年は、全日制高校(普通科・専門・総合学科)の総募集人員34,603人に対して、受検当日は35,689人が受検しました(埼玉県HP・3月6日発表)。

春日部高校へは、募集人員358人のところ、467人が受検し、倍率は1.30倍だったということです。浦高や一女より倍率が高く、相当な狭き門だったようです。

高校での合格発表では、掲示板の前で歓声に湧く姿や自分の番号が見つからず俯く残念な姿など、きっと悲喜こもごもの光景が繰り広げられたんだろうなあ、とイメージしていたのですが。皆さん、知ってましたか?

今は、合格発表はインターネットで知らされ(つまり、学校内の掲示板なし!)、合格者だけが高校に入学手続き書類を取りに来るということになっているようなのです。埼玉県HPによると昨年からこのスタイルだそうで、私のような古い人間は、やっぱり掲示板に自分の受検番号を探す時のあの緊張感と自分の番号を見つけた時の感情の爆発って、青春の通過儀礼として絶対必要だよな、と思ってしまうのですが。

まあ、全国的にそんなやり方で合格発表をする都道府県がどれだけ残っているか分かりませんが、時代は変わるということなんですかね。「不易流行」という言葉があるように、時代とともに変えることだけでなく、時代が変わっても変えてはいけないこともあるのではないか、と素朴に思うのですが。

そういえば、春高OBの島田政男さん(高28回)が立ち上げた早稲田大学バンザイ同盟も、将来的に活躍の場が減ってしまうのではないかと人ごとながら心配しています。

いずれにしても、合格した358人の皆さん、春高へようこそ!
皆さんには、これから3年間の春高での時間が待っています。純粋に楽しく面白い日々と、しっかり自分と向き合う人生の基礎となる時間を大切に過ごしてください。3年間って、あっという間ですから。

ところで、先日、支部会の席で、ある若いOBから、自分の学力に見合った学校ということで春高を選んだが、入学式で体育館に男しかいない光景を見て愕然とした、という話を聞きました(笑)。彼にはどうも少し不本意な3年間だったようでしたが、ビールを飲み同級生らと笑いながら話す姿は、どこからどう見ても春高生。人は誰もが3年間で立派な春高生になっていくらしいと納得しました。

今年も、また、春が近づいてきました。

埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久