同窓会長コラム第36弾
「支部会、それぞれ」

毎年9月から11月にかけては各支部の総会・懇親会が目白押しの季節です。今年もこの間に12の支部会が開催されます。

9月1日に予定されていた蓮田支部の懇親会は台風の影響で8日に延期されましたが、この日は晴天。たくさんの皆さんが集まり、よかったです。共学化の県教委報告が出たばかりで、少し憤慨したあいさつになってしまったかもしれません。失礼しました。

八木崎オータムコンサートの様子

八木崎オータムコンサートの様子

9月29日(日)に開かれた大宮支部会の様子については、このHPに大宮支部広報担当の鎌田紹良さん(高44回)や同窓会事務局が紹介記事を出していただいているので詳しくは書きませんが、久しぶりの「母校探訪」と「八木崎オータムコンサート」(春日部支部共催)「懇親会」と続くプログラムは面白い企画だった思います。中心になって企画を練っていただいた戸井田哲・大宮支部長さん(高17回・前同窓会事務局長)のご労苦に感謝いたします。

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同窓会長コラム第35弾「あらためて、県教委の措置報告書について」

すでに多くのメディアで様々に報道されているので、ほとんどの方はご存知だと思いますが、あらためて県教委の措置報告書(共学化勧告への回答)について少しまとめておこうと思います。

まず、措置報告書に書いてあること、について。
全15ページのうち、勧告の趣旨やこれまでの経過、アンケート結果や各校の意見聴取の概要の紹介などに約13ページが割かれ、残り2ページ程度が「4 今後の方向性」という結論になっています。

そこでは、まず「(1)令和5年度勧告で提言された施策等への対応」の中で、
・教育の機会均等に留意する
・「魅力ある県立学校づくりの方針」の中に今回の県教委の考え方の記載を検討する
・男子校における女性教員の割合に配慮する
・各校の歴史や伝統を尊重しつつ、共学化の際は新しい歴史や伝統の創造を支援する
・男女共同参画の視点に立った教育を一層推進する 続きを読む

同窓会長コラム第34弾「昨日、共学化勧告への(残念な)回答が発表されました」

ある程度考えがまとまってから、と思ったのですが、そうも言ってられず少し書かせていただきます。
※昨日公表された県教育委員会の措置報告書(共学化勧告への回答)は別に添付していますのでご参照ください。

率直に申し上げて、ちょっとがっかりな結論でした。措置報告書を読んでも、奥歯にものが挟まったような言い方で、うがった見方をすれば、結論ありきのようにも感じました。理由が理由になっていない。

私も以前役人でしたが、役人は「書けてナンボ、話せてナンボ」だとずっと思っていました。反対が多く難しい問題も、「どう書けば、どう話せば」相手に少しでも真意を理解してもらえるか、心を尽くしました。最終的に「あんまり面白くないが、まあ、しょうがないな」くらいのところまで理解してもらうことが大事だと思っています。どれだけ考え尽くした、魂を込めた表現ができるかが大事なんです。

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同窓会長コラム第33弾「共学化勧告への回答、いよいよ最終段階です」

8月22日(木)に埼玉県教育委員会の定例会議が開かれます。普通に考えれば、8月末を期限とする県男女共同参画苦情処理委員からの「共学化勧告」への回答案について、この会議で最終的な協議が行われるはずです。

7月以降の会議の中で、この問題の協議部分だけは非公開でしたので、どんなことが話し合われてきたのか窺い知ることはできません。時を待つしかありません。

昨年8月30日に勧告が出て以来、まるで姿の見えない相手に対して剣を振るうかのようなもどかしさを感じ続けていました。あえて申し上げれば、今回の勧告の背景や経緯が不透明で多くの疑問があったにもかかわらず、苦情処理委員からは勧告以上の情報はなく、今回の共学化問題をより実効性のある健全な社会課題にしようというアクションが何もなかったからです。

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同窓会長コラム第31弾「令和6年度同窓会総会」

6月23日(日)、あいにくの天気でしたが、令和6年度同窓会総会に約300人の同窓生の皆さんが集まってくださいました。会場のセンテニアルホールは7割近く席が埋まって、会場参加者の熱気で空調が効かないくらい暑い(熱い?)

それもそのはず、今年度のホームカミング学年は、卒業50年の高26回、そして50歳、40歳、30歳の節目の年齢にあたる高44回、高54回、高64回の皆さんですが、高44回の103人(学年全員のほぼ1/5! すごいぞ、50歳!)をはじめ、全部合わせて約230人が参加してくれました。最初から懇親会場に向かった人もいたようですが(笑)

今年の記念講演は、日本工業大学准教授の松井克典さん(高44回)。野球部OBとして春高野球部のユニフォームを着て登壇です。演題が「春高は甲子園に行けるのか・・?!」大変挑戦的なタイトルで、これだけで興味津々。

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