すでに多くのメディアで様々に報道されているので、ほとんどの方はご存知だと思いますが、あらためて県教委の措置報告書(共学化勧告への回答)について少しまとめておこうと思います。
まず、措置報告書に書いてあること、について。
全15ページのうち、勧告の趣旨やこれまでの経過、アンケート結果や各校の意見聴取の概要の紹介などに約13ページが割かれ、残り2ページ程度が「4 今後の方向性」という結論になっています。
そこでは、まず「(1)令和5年度勧告で提言された施策等への対応」の中で、
・教育の機会均等に留意する
・「魅力ある県立学校づくりの方針」の中に今回の県教委の考え方の記載を検討する
・男子校における女性教員の割合に配慮する
・各校の歴史や伝統を尊重しつつ、共学化の際は新しい歴史や伝統の創造を支援する
・男女共同参画の視点に立った教育を一層推進する 続きを読む