春は「始まり」「出会い」の季節であり、「別れ」「旅立ち」の季節でもあります。
4月7日、令和5年度入学式が行われ、3月の卒業式に続いて出席させていただきました。少し風が強い日でしたが、新入生359名が晴れて春高生となりました。
ついこの間まで中学生だった面影が残る初々しさに、こちらも思わず「頑張れ」と声をかけたくなってしまいます。周りに座る友だちはみな初めて会う人ばかり。緊張感の中で背筋を伸ばして真っ直ぐに壇上を見る姿が印象的でした。
式の中で、上原校長先生から「コロナ禍を経て、これからは新しい価値観を作り出す時代。解のない課題に立ち向かうたくましい大人になってほしい」とのメッセージが贈られました。また「君たちは社会のリーダーになる人材。相手からの信頼を得る人間としての魅力を持っているかが問われる」との言葉も。
新入生にとっては、人生で初めて、自分が「大人」の入口に立っているのだということを意識した日になったかもしれません。