N響メンバーによる「チェロ四重奏」大盛況 〜第4回センテニアル定期演奏会〜

[ 寄稿者:戸井田 哲(事務局長)/  写真撮影:竹村 義人(事務局次長)、山森 一幸(高27回)]

N響メンバーによるチェロ四重奏

N響メンバーによるチェロ四重奏

去る、1月14日(日)、春日部高校音楽ホール(センテニアルホール)において、NHK交響楽団の精鋭メンバーによるチェロ四重奏が行われました。

420名収容のホールがほぼ満席となる大盛況の中、観衆を魅了する素晴らしい演奏会となりました。オープニングは、ドイツのチェロ奏者で作曲家クレンゲルの「4本のチェロの為の4つの小品」、チェロの魅力を余すところなく表現していました。続いてポッパーの「協奏的ポロネーズ」、4人の奏者の掛け合いが素晴らしく、チェロの超絶技巧が楽しめました。クラシックの最後はヴァイオリン音楽の金字塔と言われる名曲、バッハの「シャコンヌ」をチェロによる編曲で演奏していただきました。美しい音色で観客の心を掴み取り、その後も、4人の息が合った演奏に会場全体が酔いしれました。 続きを読む