同窓会長コラム第65弾「学校運営協議会(地域とともにある学校づくり)」

令和8年度から、春日部高校は「学校運営協議会」を設置しました。学校運営協議会は、学校教育法第47条の5などに根拠を持つ制度で、「学校運営の方針を地域と共有し、地域と一緒に学校をよりよくするための会議体」と言われています。
学校評議員と違って、単に意見を述べるだけではなく、学校運営の基本方針を承認し、具体的な支援・協働の教育活動を協議する役割があります。

委員は、4名以上10名以内。春高では、学校長、PTA会長、地元中学校長、地元自治会長、学識経験者(春高OBの大学教員)、同窓会長等で構成されています。私も委員の任命を受け、会議に参加しています。

先日、9月12日(土)に第2回会議が行われました。始まったばかりなので、まだ踏み込んだ議論には至っていないというのが正直な印象ですが、協議の議題として、
〈全日制〉
① 生徒募集について
② 理想的な地域貢献とは
③ 高等学校と大学との連携について
④ 国際交流のあり方について
⑤ 模擬国連の実施について
〈定時制〉
① 定時制の課題について
が用意されていました。

多岐にわたる協議事項があり、多くの意見が出たため、すべての事項について協議することはできませんでしたが、興味深い意見や提案もあり、あっという間に会議時間が過ぎてしまった印象でした。

議題①の生徒募集についての課題では、授業料無償化が進む中、できるだけ多くの優秀な中学生に、私立高校や他の進学校ではなく、春高を選んでもらうためにどうすべきか、という話題の中で、高校HPの作り方の指摘がありました。

皆さんもご覧になったことがあるかと思いますが、春高のHPは開くとトップページに春高の全体写真が現れて、真ん中に「全日制」「定時制」を選ぶボタンが出てきます。そこで、どちらかのボタンを選択すると、初めて情報の一覧ページに入っていく。つまり、ボタンを押すというワンアクションが必要なわけです(9月12日時点)。

ある委員から、他の進学校(浦高など)のHPはトップページが学校情報の一覧ページになっていて、すぐ知りたい情報にアクセスでき、学校説明会や進学実績、部活情報などをストレスなく見ることができるという紹介があり、定時制を持つ学校も最初から別のHPになっているとの発言が。確かに確認すると、そのとおりすぐ必要な情報に到達できます。

これは可能ならばすぐにでも改善した方がいい、ということになりました。
で、今日(9月20日)、春高HPを開いたら、すでにそうなっているじゃありませんか! ワンアクションなく本来必要とされる情報ページに直にアクセスできるように改善されていました。学校側の迅速な対応も素晴らしいですが、会議での発言がすぐに生かされるという結果を見せていただきました。

母校の発展に貢献することは同窓会の大きな役割です。その立場で、私も一委員としてお役に立てれば幸いです。

埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久