立原 勇 氏(高33) 「祈りの響き」~作曲家 立原 勇 作品集~ コンサート開催

[ 寄稿者:春日部高校同窓会事務局 ]

2026年7月27日(月)、川口総合文化センター音楽ホールにて、立原 勇 氏(高33)による「祈りの響き」~作曲家 立原 勇 氏 作品集~ 日常に息づく『祈り』を、最高峰の室内楽でたどる一夜 と題し、コンサートが開催されました。

立原氏舞台挨拶

立原氏は春日部高校から東京藝術大学音楽部に進み作曲科卒業。日本交響楽振興財団作曲賞受賞など、作曲分野で様々な活躍を見せられ、また、東京藝術大学をはじめいくつかの大学でも指導を行ってこられました。

この日の挨拶では「私は一貫して『祈り』というテーマに向き合い作曲を続けてきました。それは日常の中でふと立ち止まり何かを願い想いを馳せるという純粋な行為としてのものです」と述べています。プログラムは東京フィルハーモニー交響楽団の名手らによる演奏で、ピアノ五重奏の王道の編成にとどまらず、無伴奏トランペット・ソロや2本のトランペットとピアノによるアンサンブル、バストロンボーンとピアノという珍しい編成の音楽もあり観客を魅了しました。


種村同窓会長から花束贈呈

種村同窓会長から花束贈呈

今回の開催では、春日部高校33回同期会(春燦々会)有志らが実行委員会を結成し強く後押しを行い、開催に至っています。

プログラムの中で立原氏は「昨年大病を患い現在も治療を続けています。この経験は『人生は決して無限ではなく有限である』という事実を強く突きつけました。限られた時間の中で自分は世界に何を残せるのか。自問自答した時に、これまで書き留めてきた自身の作品たちを、ひとつの形として皆様にお届けしたいという思いに馳られました。」そして、さらに「この演奏会の構想は、病により心身ともに弱っていた私を励まそうとした友人の「演奏会を開こう」という一言から始まりました。その言葉は、私に再び前を向く勇気と生きる目標を与えてくれました。この演奏会を実現するため、母校・埼玉県立春日部高等学校の同期会『春燦々会』の有志に実行委員会をお願いしました。」と述べています。

会場には、多くの春高関係者も来場していました。