[ 寄稿者:春日部・春高会広報担当 大島 佳和 氏(高50回) ]
令和7年2月16日(日)、春日部駅西口「やまや新館」において、令和6年度春日部・春高会臨時総会及び懇親会が開催されました。当日は、高校6回卒から高校55回卒まで23名の方々が参加し、三遊亭楽生師匠及びご来賓2名を加え、総勢26名が懇親を深めました。
臨時総会の冒頭で、当会会長であった安孫子稔様(高17回卒)が令和6年12月3日にご逝去された旨の弔意のお知らせが事務局からありました。合わせて、前回の総会以降の役員物故者様に当校及び当会への長年のご尽力に敬意を表し、参加者全員で黙祷を捧げました。議事において、会長職については、当会の先代会長をお勤めされた安孫子征さん(高13回卒)が再任され、一部新規に役員が就任し、新体制が発足いたしました。
記念演目としまして、令和6年10月にかすかべ親善大使に就任され意気軒昂であられる三遊亭楽生師匠(坪山隆行様・高48回卒・生徒会長)をお招きいたしました。
まずは雑談で、コロナ禍が終焉を迎え、各地を回る機会が増えたとご報告がありました。各地を回り、その土地その土地の旨いものをたくさんご馳走になっているそうです!また、酒席で聞いた面白い話はメモしておき、高座でも披露できるようにしているとのことでした。
落語は、昨年12月から新しくレパートリーに加えたという、『そば清』をご披露いただきました。所定のそばを食べきれるか賭けるという話なのですが、楽生師匠による“そばっ食いの清兵衛”が調子よくそばをズルズルとすする仕草が、妙に臨場感たっぷりであり、清兵衛の人となりまでしっかり伝わるものでした。話のオチは・・ここでは書きません。楽生師匠の落語で確認してください。
楽生師匠には、この後の懇親会にも加わり、引続き場を盛り上げてくださいました。
県教育委員会による県立高の再編方針(魅力ある県立高校づくりの方針・案)が掲げられたが、そのどさくさで別学校の統廃合が行われることを懸念しているとのことでした。我々OBも推移を注意深く見守ることが必要と感じました。
また、「大河滔々奨学基金」について、本校関係者の支援により運営が順調であることと、対象を本校在校生に限らず、卒業生の大学生活等の支援に繋がるよう拡充をしていく考えもあるとのご報告でした。
その後の懇親会は、大先輩である村田勧さん(高9回卒)の乾杯で始まり、楽しい懇親会となりました。
安孫子新会長、山田将也さん(高36回卒)から各々焼酎と日本酒等の差し入れがあり、皆で美味しくいただきました。諸先輩方の“不適切にもほどがある”アバウトな時代のお話は(どこまで笑って良いか分かりませんが)、明日への活力になりました。
名残惜しく、まだまだ話が尽きないところではありましたが、校歌斉唱の後、柳瀬正八郎さん(高9回卒)の挨拶で締めました。
当会の活動にご興味ある方の参加もお待ちしております。
次回も元気に集まりましょう!
- 懇親を深めて
- 校歌斉唱