[ 寄稿者:草加春高会広報担当 染谷 彰 氏(高30回) ]
4月29日、午後12時から、第35回 草加春高会 新緑のつどい(総会)が草加市神明の草加今様本陣 2階会議室にて開催されました。2019年に開催されて以来、コロナ禍による中止期間を経て、4年ぶりの開催です。
来賓として春日部高校本部同窓会会長 種村隆久さん、春日部高校校長 上原一孝さん、参議院議員 青島健太さんをお迎えしました。
総会は牛山信康副会長の開会宣言で始まり、今関恒夫幹事長の進行で進められました。最初に3月3日に逝去された、元草加市長であり、元春日部高校同窓会会長であった今井宏氏への黙祷が行われました。議事内容は、会則の改正と役員改選の提案でした。そして新会長松本厚さん以下新役員が決定されました。
続いて懇親会が長谷部健一副会長の進行で行われました。おいしい食事とお酒を楽しみながら、世代を超えた会話が会場中で盛り上がりました。
来賓の方や会員の方たちが次々と登壇してスピーチをしてくださいました。中でも青島健太さんのスピーチは、聞き手をいじったり自虐的なネタを入れたりして何度も爆笑を誘いましたが、最後に春日部高校の校歌の歌詞について印象的な話をされました。3番の「忍耐剛毅わがつるぎ」が最近心に沁みているというのです。
「忍耐がつるぎであるということの奥深さはすごい。嫌なことはいろいろあるけれど、こらえて戦うのが春高生なのだ」青島さんのこの言葉は会場に強い共感を生み出しました。
また、彫刻家の麦倉忠彦さんが登壇して、1989年に春日部高校創立90周年を記念して春日部高校の正門を設計したときの話を、資料を使って説明しました。そしてこの、建築家ではなく彫刻家が門を作る、という画期的な事業の貴重な資料、原案スケッチ、設計図、工事写真などは、本部同窓会に寄贈してくださることになりました。
最後に西川真一副会長のリードによって春日部高校校歌を歌いました。お開きは14時半ごろでした。参加した皆さんの、「よかった!」「楽しかった!」という声が聞かれました。