10月10日(祝)コロナのため2年間中止されていた春高ウォークを実施しました。今回は、第10回で、久喜支部、鷲宮支部の皆さんの企画運営「鷲宮催馬楽神楽・提燈祭りの街 久喜」に61人の皆さんにご参加いただきました。
少しひんやりする曇り空のもと、朝9時前から参加される皆さんが東武スカイツリーライン鷲宮駅東口に続々と集合。80歳代後半の方から若い人では20歳代まで。これぞ同窓会!なごやかな開会式の後、颯爽と歩き始めました。最初の目的地鷲宮神社までは久しぶりの再会に話の花が咲き、咲き終わる前に到着です。
鷲宮神社は、関東最古の大社と伝えられ、境内に入ると自然と背筋が伸びます。久喜市の観光ボランティアガイドさんから説明を聞き、あらためて歴史の重さを感じました。一方、ちょうど七五三の時期で、可愛い天使たちがたくさん祈祷に訪れていました。
その後、境内にある古色蒼然とした神楽殿で、約290年前に編成されたとされる「鷲宮催馬楽神楽」(国の重要無形民俗文化財)を拝見しました。豊作を祈る演劇的な神楽とは異なり神様に舞を奉納する厳かな神楽でした。
鷲宮神社を後にして、次は久喜市郷土資料館(鷲宮図書館)へ。展示を見たり休憩した後は、近くの芝生広場でベンチやブルーシートに座って昼食です。天気は今ひとつでしたが、久しぶりのピクニック気分を味わいました。コスモスふれあいロードを散策することになっていましたが、コスモスが1割程度しか咲いてないという情報を聞いて、ほとんどの人がそのままブルーシートで情報交換。弁当箱のゴミの分別をめぐって、居住地域ごとに方法が違うとそれぞれ一家言。
その後は、日帰り温泉で汗を流して懇親会です。午後には晴れるという天気予報は外れましたが、少しひんやりした空気の方が露天風呂にはちょうどいい。懇親会は席を移動してのお酌は禁止という制約つきでしたが、久喜市の提燈祭りのビデオが流れる中、久しぶりに会った昔の仲間の元気な顔を見ながらの食事は楽しかったようです。
今回のように仲間とワイワイ言いながら歩けば、大変楽しく健康的。さらに歴史文化の勉強にもなりました。次の機会があれば、今回参加できなかった皆さんも誘い合ってぜひどうぞ。
夕方、家に帰って歩数計を見たら7,494歩。参加された皆さん、お疲れ様でした。
埼玉県立春日部高等学校同窓会会長 種村 隆久
*関連ページ: 種村隆久会長の挨拶(2022年7月公開)