宿場町と群生化を楽しむ 春高ウォーク in 幸手

[ 寄稿者:戸井田 哲(事務局次長) ]

春高ウォーク幸手 受付

春高ウォーク幸手 受付

9月14日(土)、第9回春高ウォークが「宿場町と群生化を楽しむ」をテーマに、日光街道と御成街道の宿場町幸手市において盛大に行われました。当日は、薄曇りの絶好のウォーク日和に恵まれました。77名の参加者とともに、晩秋の街並みをゆっくり楽しみながら歩くことができました。

《開会式》

日向同窓会長挨拶

日向同窓会長挨拶

新装なった幸手駅舎2階の自由通路に集合、1時から開会セレモニーを開始。日向同窓会長と鵜野幸手支部長からご挨拶をいただいた後、当日の日程と注意事項等を、「街歩きボランティア」の代表でもある新井和博(高20回卒)さんが行いました。


《春高ウォーク出発!》

1時15分、3班に分かれて出発。
主な見学場所とコースと行程 (全行程約4km)

Aコース(表通り)

幸手駅 → 一色稲荷神社 →明治天皇幸手行在所跡 →岸本家住宅主屋 → 旅館あさよろず →問屋場跡 →本陣跡→ 聖福寺 →権現堂桜堤→行幸湖展望→ 懇親会場(グリーンコア)

Bコース(中通り)

幸手駅 → 一色稲荷神社 →天神神社 →満福時 →ときわや →幸宮神社 →妙観院→
聖福寺 →権現堂桜堤→行幸湖展望→ 懇親会場(グリーンコア)→

Cコース(駅西口)

幸手駅西口 → 祥安寺 →心境院 →牛村病院 →幸宮神社 →妙観院→聖福寺 →
権現堂桜堤→行幸湖展望→ 懇親会場(グリーンコア)

約3時間の行程でしたが、全員が目的地である権現堂堤まで無事到着することができました。今年は天候不順の影響で、彼岸花の開花が大幅にずれ込み、群生花は見られませんでしたが、春の桜も含め満開の時期に再度訪れて楽しんでいただきたいと思います。古い宿場町の面影と自然豊かな街並みが調和した幸手市を訪れ、大変有意義な春高ウォークでした。

《懇親会と閉会式》

懇親会には50名の方がご参加。日向会長に引き続き鵜野幸手春高会会長(高14回卒)から歓迎のご挨拶をいただきました。開会後も終始和やかな雰囲気につつまれ、美味しい料理を食べながら楽しいひとときを過ごすことができました。

会の途中、余興として地元で活躍している野口悦男さん(高12回)が「権現堂船頭舟唄」と三味線「じゅんがら節」等を演奏してくれました。また、幸手の観光映写「町の祭りと権現堂の四季の花」を、市職員の長野廣彬さん(高58回)が解説を交えスクリーンに映し出してくれました。

4年前の横浜での春高ウォークから取り入れられた恒例の「俳句づくり」では、多くの投句があり、懇親会で披露されました。特選句の5名の方たちには、幸手春高会からの贈り物がありました。

恒例の校歌斉唱では地元石関さん(高19回)さんが指揮をとり、参加者全員で熱唱しました.最後に、元同窓会事務局長で幸手支部発起人でもある中村行生さんからお礼のご挨拶がありました。

なお、次回開催地は未定です。開催を引受ける支部・団体等を募集しています。