春高ヨーロッパ俱楽部『日本橋の集い』が開催されました

[ 寄稿者:春高ヨーロッパ倶楽部 加藤 晃 氏(高34回) ]

日本橋の集い(2019年4月19日開催)

日本橋の集い(2019年4月19日開催)

春高ヨーロッパ俱楽部ではロンドン総会を5月18日に控え、ロンドンのメンバーが準備に追われています。日本国内では2019年4月19日(金)に、春高ヨーロッパ倶楽部 『日本橋の集い』が開催されました。前回2017年10月に行われてから1年半ぶりの開催でした。今回の開催の趣旨は、最近ヨーロッパから帰任した3名の日本への帰国歓迎会でした。

当日は新年度開始直後で多忙ななか、22回卒の同窓会尾崎副会長をはじめ当日急遽参加できることとなり駆けつけてくれた60回卒の星野さんまで、幅広い年代の9名が集まり結束力の強さが表れました。また、春から同窓会の新事務局長になられた26回卒で春高で体育の教鞭をとられ陸上部の顧問でもあった竹村先生にもお越しいただきました。

ヨーロッパからの帰任者3名を迎えての会でしたので Brexit の最新情報を始め欧州情勢についてなどが話題になるかと想像されていましたが、実際にはそのような会話は一つもなく、会の冒頭から参加者の春高への熱い思いが湧きあがり、とどまるところを知らずの3時間となりました。

将来社会を助け貢献できる人間となるため、どの大学に行くかだけではなく学校行事や部活にも最大限打ち込み幅の広い深みのある人間を育てることの価値と重要性を再認識すると共に、たまたま日本を一旦離れたOB達の見方として、在校生には早くからもっと先を見せる・外の世界を見せる・適切な助言を行うことにより春高生のやる気と能力を引っ張りだして一段も二段も高いステージに引き上げてあげることが可能との意見で一致しました。

また、尾崎さんからは、本年11月17日に開催される春高120周年記念事業について説明がありました。「あの授業をもう一度」と題し往年の先生方が登壇し講義いただくとのことです。皆さま、今からスケジュールの確保をお願いします。

今回の『日本橋の集い』参加の9名の内訳は、同窓会副会長・最近の帰任者3名・過去の帰任者2名・OBであり恩師でもある同窓会事務局長・仕事で欧州と関連のある方・旅行の途中で今年5月ロンドンでの春高ヨーロッパ倶楽部総会に参加される方と多彩でした。春高ヨーロッパ俱楽部ではローマやロンドンなどのヨーロッパでの会合のほかに、『日本橋の集い』と題して東京でも会合を開催しています。ご興味のある方がいらっしゃいましたら次回ご参加をお待ちしています。

5月18日のロンドン総会に急遽参加可能と言う方がいらっしゃいましたら、直前でも構いませんので、ご連絡をお願いいたします。また、欧州に赴任するOBの把握が難しいという実態もあります。このままでは帰任者ばかりで欧州側が誰もいなくなるという事態も危惧されます。同窓会各支部におかれましては、渡欧者がいるようでしたらヨーロッパ支部の存在についてお伝え頂けますと幸いです。