「夢街 POPDAYS」
ーレコード屋・・・それは私達にとってまさに夢の街だー 土橋一夫・高37回卒
<帯書きから>
レコード・ショップを舞台に長年、独自の活動をしてきたことで知られるバイヤーや店主、マーチャンダイザーなどとの対談を通じて、本来レコード・ショップが考え、発信し、志したものは何だったのか?というテーマを、今改めてまとめた証言集。ユーザーに最も近い立場にあるレコード・ショップにスポットを当てた、もう一つの音楽史がここにある。
今じゃありえない「100年前のビックリ教科書」
ー時代を映す学びの資料ー 福田智弘・高36回卒
<まえがきから>
「教科書はオモシロい!」などといったら、怪訝な顔をされる人もいることでしょう。「教科書」というと、テストや通知表などで苦労した思い出ばかりがよみがえってくるからなのかもしれません。
ところが、いざ学校を卒業し、テストや通知表などから離れた立場となった今、あらためて見直してみると、教科書というものが実に興味深い記述にあふれていることに気がつくでしょう。しかも、それが明治から戦中あたりまでの「近代」と呼ばれる時代に刊行された教科書となると、執筆された当時の時代背景が垣間見られたり、ちょっと今では見られない独特な表現があったりして実に飽きないものです。