[ 寄稿者:蓮田春高会広報担当 大熊 俊雄 氏(高15回) ]
《第17回 蓮田春高会 名所・旧跡探訪実施さる》
〜平成28年11月13日 川越市内を巡る〜
第17回の蓮田春高会の名所・旧跡巡りが木々の紅葉が始まりかけている小春日和の下、行われました。参加者は17名で蓮田駅9時前には全員集合し出発しました。今回の目的地は、川越市内の名所・旧跡で蓮田春高会としては、過去に川越を訪れていることから、より深掘りした探訪とするため、ガイドをつけて巡りました。
最初の訪問地は、喜多院で私たち一行を待ち受けていたガイドにより川越大火で焼失を免れた山門前で天海和尚、日枝神社の説明を受け、順次見学を進めました。見学は、境内にある仙波東照宮、鐘楼、本堂、客殿、書院を巡り、枯泉水の庭、三代将軍家光誕生の間、春日野局の間などを回り、その後、五百羅漢の説明を受けました。
昼食後は、川越城本丸御殿を訪れました。玄関は巨大な唐破風屋根で大名御殿としての威容を感じるものでした。広間、廊下、詰所、家老詰所などを巡り、その途中、かつての川越城の本丸住居絵図がありましたが、広大なものであったことが分かりました。本丸御殿を出た前方には、修理改築中ではありましたが三芳野神社があり、この参道がわらべ歌「とうりゃんせ」発祥の地である説明がありました。
そして最後の訪問地は蔵の街です。蔵造りの町並みを見学しました。当日は、唐人揃いパレードが行われ、何時もの混雑以上の混雑ぶりでした。札の辻からは歩行者天国となり、多民族の衣装を着飾った人、踊り、音楽と賑やかでした。蔵通りの説明の後、菓子屋横丁を抜け、お買い物などを楽しむ自由時間を過ごしました。多くの方は、川越のお菓子を買い求めたり、お祭り会館で山車を見学したりして川越を満喫しました。
今回、ガイドさんを依頼しての名所・旧跡巡りを行いましたが、見過ごしていた所や詳しく知らなかったことなどの説明を受け、理解を深められ大変有意義なものでありました。当日は、七五三を祝う家族も多く、バスの渋滞も懸念されましたが、順調に全員が予定通り無事に帰着し、家路につきました。
[ 文責:柳澤 ]