[ 寄稿者:戸井田 哲(事務局長)/ 編集者:山森 一幸(高27回)]
10月8日(土)、第6回春高ウォーク「歴史と鉄道の街・大宮」が開催されました。
《午前中の自由見学コース》
午前中に、鉄道博物館・盆栽美術館のいずれかを時間をかけじっくり見学したい方のため、希望者に自由見学コースを設けました。午前9時50分に両館それぞれの入り口付近に集合。鉄道博物館に11名、盆栽美術館に6名の参加がありました。
《午後の全体見学コース》
朝からの雨空が集合時間まぎわに一段と激しさを増し、一時はコース変更も含め開催すら危ぶまれる状況でしたが、出発時には雨もほぼ上がり、予定どおりの日程で行うことができました。
[どしゃぶりの雨の中、案内係の皆さん、本当にお疲れさまでした]
今年は、大宮支部の皆さんが事前の準備会を頻繁に行い、「歴史と鉄道の街・大宮」の魅力が詰まった3つのコースを設定していただきました。それぞれのガイド役を担当したのが黒澤兵夫さん(12回卒)、小林達さん(13回卒)、齋藤庄司さん(14回卒)、二宮靖男さん(15回卒)のベテラン4名。平素から大宮公園の一帯のガイド役を務められる方々であり、充分満足が得られる案内をしていただきました。
今年もご夫婦での参加が3組あり、今後の春高ウォークの一つの指針にもなるような、とてもフレンドリーな雰囲気を醸し出していました。
参加人数は総勢100名。県立博物館で開会セレモ二ーを行い、午後1時30分からそれぞれのコースに向け出発しました。この頃には、雨も完全に上がり初秋の大宮公園散策を楽しみました。NACK5スタジアムでは、専属スタッフに出迎えていただき、普段では見られないロッカールームなど細部にわたりご案内いただきました。
受付と開会セレモニー
県立博物館ロビーに集合、日向英実同窓会会長(高20回)と冨山徳一大宮副支部長(高16回)のお二人にご挨拶をいただいた後、新村満さん(高16回)から俳句会について、戸井田哲事務局長(高17回)からは行程や諸注意等を説明いただきました。
- 日向英実同窓会会長(高20回)
- 冨山徳一大宮副支部長(高16回)
- 戸井田哲事務局長(高17回)
俳句作りに挑戦
「春日部高校は俳句の故郷」、加藤楸邨先生に代表されるように、春高は俳句と深いつながりがあります。昨年の横浜から始めた、俳句会を今回の春高ウォークにおいても、その思いを17文字にして表現してみようということになりました。約80句の投稿があり、この結果を懇親会時に披露しました。
ウォーキングスタート
Aコース 〜盆栽美術館から大宮公園・氷川神社へ〜
大宮公園駅→漫画会館→盆栽園(藤樹園)→盆栽美術館→大宮公園散策→氷川神社→清水園(懇親会場)
- 大宮盆栽村の入口にて
- さいたま市立漫画会館に入館するA班
- 盆栽園の藤樹園(とうじゅえん)さんで説明を聞くA班
- 大宮盆栽美術館入口
- 大宮盆栽美術館を見学するA班
- 埼玉県護国神社にて
- 大宮公園内の昭和天皇行幸記念碑
- 武蔵一宮氷川神社についての説明を聞くA班
- ウォーキングはここで終了。これから懇親会へ向かう人と帰路につく人との挨拶。
Bコース ~県立博物館からNACK5スタジアム・大宮公園・氷川神社へ~
大宮公園駅→県立歴史と民俗の博物館→NACK5スタジアム→大宮公園散策→
氷川神社→清水園(懇親会場)
Cコース ~見沼たんぼからNACK5スタジアム・大宮公園・氷川神社へ~
大宮公園駅→盆栽園(九霞園)→見沼たんぼ景観→寿能城出丸→大宮第二公園→
NACK5スタジアム→大宮公園散策→氷川神社→清水園(懇親会場)
- 大宮盆栽村の産みの親である清水利太郎氏の功績を讃える記念碑にて
- 各街でマンホールの図柄に違いがあり、地域の特徴を出していることの説明をされる二宮ガイド
- 見沼代用水西縁で説明を聞くC班
- 大宮第二公園で説明を聞くC班
- NACK5スタジアムで説明を聞くC班
- NACK5スタジアムのグラウンド上のC班
- コース最後の氷川神社を歩くC班
懇親会
懇親会の会場は「清水園」。氷川参道二の鳥居そばの老舗割烹。ゆったりした空間と美味しいお料理で我々を出迎えてくれました。懇親会では、さいたま市長清水勇人様もご出席され、ご挨拶をいただきました。乾杯は、さいたま副市長の日野徹さん(高25回)。
- 日向英実同窓会長
- 高橋正次大宮支部長
- 清水勇人さいたま市長
- 日野徹さいたま副市長(高25回)
懇親会も盛り上がった頃、優秀句の披露と講評がありました。選者は横浜からご参加の新村さん(16回)と句会の女性陣。特選5首と佳作に入られた方には、大宮支部から記念品が贈呈されました。なお、今回大好評だったこの「俳句作り」は、次回の第7回春高ウォーク(草加編)でも継続される予定です。今後の春高ウォークに欠かせない要素になりました。
《特選五句の表彰》
- 「参道に振りし木の葉は神神し」斎藤正司
- 「昔子と岸公園の落葉踏む」増田信雄
- 「秋霖や花嫁の父に出会いけり」冨山徳一
- 「見沼田の広がる緑足軽く」日向英実
- 「雨上がり木の実踏みしめ春高ウォーク」船戸均
楽しい懇親会の最後は、船戸均さん(高26回)の指揮の下、参加者全員肩を組み、声高らかに校歌斉唱を行いました。
閉会に当たり、来年度開催地、草加支部長の矢島民夫さんからご挨拶があり、お開きとなりました。
- 来年度開催地、草加支部長の矢島民夫さん
- 今井宏前同窓会長のお開きの言葉
- 名司会の蓬田潔さん、お疲れさまでした