[ 寄稿者:戸井田 哲(事務局長)/ 写真撮影:山森 一幸(高27回)]
去る、11月22日(日)、春日部高校音楽ホール(センテニアルホール)において、NHK交響楽団の精鋭メンバーによる弦楽四重奏が行われました。
420名収容のホールが満席となる大盛況の中、観衆を魅了する素晴らしい演奏会となりました。第一部では主にクラシック音楽を、二部では映画音楽からビートルズまで幅広いジャンルの演奏を楽しむことができました。
開演前
[ 演奏曲目 ]
第一部
- ディヴェルティメント K.136より第1楽章/W.A.モーツアルト
- 「動物の謝肉祭」より「白鳥」(チェロ独奏:村井 将)/サン=サーンス
- 夢のあとに(ビオラ独奏:坂口弦太郎)/フォーレ
- チャールダーシュ(ヴァイオリン独奏:齋藤真知亜)/モンティ
- 花は咲く(復興支援ソング)/菅野よう子
- 弦楽四重奏曲12番「アメリカ」より第1楽章/ドヴォルザーク
第二部
- エタリーナ(映画「ライムライト」より)/チャップリン
- ハンガリー舞曲第5番(映画「独裁者」より)/ブラームス
- Let it go(ありのままで)(映画「アナと雪の女王」より)/クリスティン&ロバート・ロペス
- パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー/ハンス・ジマー
- ビートルズ名曲集/イエスタディ、レットイットビー、ヘイジュード、バック・イン・ザ・USSR
アンコール曲
- 紫のけむり/ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスぺリエンス
アンコール曲が終わった後も惜しみない拍手がしばらく鳴り止まず、主催者からは花束の代わりに春日部特製の「名入りの凧」が生徒から出演者お一人ずつに渡されました。その際、進行役の生徒から「春日部高校は男子校なので、花ではなく上昇気流を捕らえますます上昇するように願いを込めて凧をお送りします」とのメッセージが大いに受け、出演者だけでなく観客からも喝采を浴びました。
[ 観客のアンケートから ]
- ヴァイオリンの素晴らしさ、弦楽四重奏の素晴らしさを堪能いたしました。春日部でこのような気品のある演奏会に出会えて最高!! 音楽ホールも最高でした。
- 一流のプロの演奏は、現実を忘れさせる気分の良さでした。スタッフ・学生さんも感じよく、最後の「名入り凧」のプレゼントは演奏者・観客にとっても最高のパフォーマンスでした。
- 最高の弦楽四重奏でした。まだ妻・嫁・母親でもなかった遠い青春が鮮やかに蘇ってきました。素晴らしく繊細な音色に感動し涙腺が緩むまま聞き惚れました。
- 会場を一つにするトークと解説の絶妙さ。さすがN響、素晴らしかったです。現役春高生が協力している姿も,温かい雰囲気で嬉しく感じました。天下のN響カルテットを企画してくださいました春高同窓会のみなさんありがとうございました。
主催 | 春日部高等学校同窓会 | |
後援 | 春日部高校、春日部高校PTA、同後援会、春日部女子高校同窓会、 春日部市、春日部市教育委員会、楽友クラブ「プレゴ」 |
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会場 | 春日部高校音楽ホール(センテニアルホール) | |
出演者 | 第1ヴァイオリン | 齋藤 真知亜 |
第2ヴァイオリン | 降旗 貴雄 | |
ヴィオラ | 坂口 弦太郎 | |
チェロ | 村井 将 | |
備考 | 来年は、11月27日(日)に実施する予定です。 |