高33回同窓会「春燦々会サマーコンサート」開催!

[ 寄稿者:春燦々会 幹事一同 ]

立原さんを中心としたメランジェ合奏団

立原さんを中心としたメランジェ合奏団

春燦々会(高33回同窓会・岩本敏英会長)の本年度同窓会に併せて企画された「サマーコンサート」が7月26日(日)春高音楽ホールで開かれました。同会の東京藝術大学卒業の作曲家・立原勇さん(蓮田市在住)のお声がけで杉木峯夫・東京藝術大学名誉教授(トランペット)をはじめ、同大学卒業のプロ歌手、演奏家(ソプラノ:廣橋英枝、テノール:新堂由暁、トランペット:小林好夫、只友佑季、ホルン:安田健太、トロンボーン:今込治、チューバ:喜名雅・パンフレット掲載順・敬称略)各氏にご出演いただきました。

猛暑にもかかわらず、同会関係者をはじめ同窓生とそのご家族、PTA関係者、現役春高生、春日部市内の中学生ほか地域の皆様など、スタッフを除き200名を越えるお客様が開場2時間前から音楽ホールにご来場くださいました。


左から、中原幹事長、工藤校長、戸井田同窓会事務局長

左から、中原幹事長、工藤校長、戸井田同窓会事務局長

中原幹事長から各方面への御礼を申し上げ、工藤校長、戸井田同窓会事務局長の祝辞をいただいた後、立原さんの「幻想即興曲」の華麗なピアノ演奏で幕を開け、廣橋さん、新堂さんが歌劇「マイフェア・レディ」「椿姫」などの曲を熱唱、小林さん、只友さんの迫力あるトランペットのソロに続き杉木教授がご出演、音楽ホールに響き渡るトランペットの名演奏が聴衆を魅了しました。杉木教授からはさらに漏斗とガスホースで作った即席楽器で演奏を披露するなどトランペットの仕組みについて特別講義をいただきました。第二部では春燦々会メンバーとその家族が出演、医師の坂田勝己さんが杉木教授とトランペットで競演、岡崎秀美さんのご子息・太郎君らがバイオリンを披露しましたが、いずれもプロ顔負けの腕前に、会場から万雷の拍手が送られました。


春燦々会メンバーと音楽部、新堂さん、廣橋さんが「春燦々会の歌」を歌いあげる

春燦々会メンバーと音楽部、新堂さん、廣橋さんが「春燦々会の歌」を歌いあげる

第三部は現役の春高音楽部が登場、「花」と校歌で男声合唱の魅力をご披露いただいた後、春燦々会の四半世紀に及ぶこれまでの活動を振り返りその想いを形にしようとこの日に向けて準備した「春燦々会の歌」初のお披露目となりました。入学から出会い、卒業までを春、想いを胸に我が道を邁進した青年期を夏、迎えつつある円熟期を秋になぞらえ、瞳閉じれば浮かぶ母校を、恩師を、朋友を永遠に讃えん、と皆で練り上げた歌詞に立原さんが付けた曲を、出演者の伴奏で春燦々会メンバーと音楽部、新堂さん、廣橋さんが高らかに歌い上げました。大トリは岩本会長の校歌の指揮&エールで場内興奮の坩堝と化し、フィナーレを迎えました。


フラールガーデンでの懇親会風景

フラールガーデンでの懇親会風景

会場を春日部市内のフラールガーデンに移して開かれた懇親会は、恩師(岩崎昌蔵先生、田中靖男先生、戸井田哲先生)と会員が杉木教授をはじめ出演者全員をお迎えし、コンサートの余韻に浸りました。今回は首都圏以外では兵庫から深津孝司さん、奈良から岡村成高さん、山形から川路博之さんが出席し旧交を温めました。恩師から「素晴らしかった。まさに地域の皆さんのお役に立てたのではないか。立派に頑張っている君たちを見て嬉しく思う。」などと過分なお言葉をいただきました。杉木教授からは「社会貢献を同窓会で行おうという素晴らしい取り組み。音楽ホールも雰囲気も良かった。」とお褒めの言葉をいただきました。「春燦々会の歌」について岩本会長と中原幹事長から歌詞に込めた友情への熱い想いが語られ、出演者の皆さんとともに一同で改めて大合唱。これからも同窓会の度に歌っていこう、と盛り上がりました。お待ちかねの校歌は鷲塚民也さんの指揮とエールで3時間があっという間に過ぎました。

終演後のアンケートでは、「『本物』の歌と演奏に感動」「杉木先生の講義が良かった」「春燦々会の歌に涙」などとお褒めの言葉をいただきました。無料で申込も募らなかったため音楽ホールの定員を超えないよう同窓会と校内の掲示以外の告知を控えましたが、PTA主催のニューイヤーコンサートなどの機会に再びご来校いただければと願っております。

最後に開催にあたり、春高の先生方、現役生徒諸君、同窓会事務局には格別なるご理解とご協力をいただきました。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。