[ 寄稿者:佐久間 健 氏(高14回) ]
語る。聴く。うなずく。肩をたたく。笑う。飲む。最後に大きな声で校歌を歌った。14回同期会が去る10月4日にやまや新館で開催された。昨年に続き2回目であるが、昨年同様約100名の参加があり大いに盛り上がった。当時は「あの野郎、この野郎」の友も親しく、懐かしく語らい会の雰囲気は最高であった。2回目ということもあり、クラスに関係ない交流が盛んに行われ。あちこちで笑顔の華が咲いていた。
「オリンピックまでは、毎年続けよう!」を合言葉に、いつのまにか、みな春高の青春時代に戻っていた。
14回には約25名の幹事がおり、この機動力がものを言う。今から約30年前に行われた時は、150人、翌年は、130人、その次は120人で、それとは別に年1回の集団温泉旅行も行った「花の14回」である。まだ仕事の現役組もおりビジネス界や弁護士界、地元の各種組織で活躍している者もかなりいる。同期会に参加してくる連中は元気だ。そしてみんなからエネルギーをもらう。母校への関心と愛情はかなり強い。会が始まる前に春高へ行ってきた者が何人かいた。「正門を元へ戻せないのか」という質問を何人から受けた。正門が持つイメージは春高時代の思い出に強烈につながるらしい。
同期会は、羽鳥均くんの名司会により進行。幹事代表の挨拶のあと、14回代表の坂巻國男弁護士の挨拶、物故者諸君への黙とう、そして乾杯は大塚家具の大塚勝久君が行い、そのあとは大懇談会となった。懇談の間に、当時大活躍の運動部主将(柔道部:染宮敏明、バレー部:大場健君、バトミントン部:中山廣明君)の話があり、会は否応なく盛り上がりを見せた。そして小泉匡男君の中締めの挨拶のあと、いよいよ14代応援指導部主将の斉藤正司君の指揮のもとに「校歌の大合唱」となり来年の再会を誓い散会となった。
追伸、昨日中里浩君の奥様から、彼が今亡くなられたとの知らせがあった。14回生の核である素晴らしき人物であった。心よりご冥福をお祈り申し上げたい。