[ 寄稿者:春日部春高会広報担当 浜島 孝宏 氏(高41回) ]
ご来賓・参加者一同
春日部・春高会では、去る2月23日(日)、新年会を兼ねての役員懇親会を開催しました。今回は、中学37回卒業生から高校50回卒業生までの36名が集まり、賑やかに、和やかに懇親を深めました。
冒頭は、11月の総会において新たに副会長になられた、安孫子征さん(高13回卒)から、「鹿児島と私の青春時代」と題したご講演をいただきました。安孫子さんは、水原秋桜子や加藤楸邨ともゆかりのある、市内粕壁にある安孫子医院の現院長先生でいらっしゃいます。講演は、安孫子医院と水原病院とのご縁の中で、安孫子医院で診療をしていた水原秋桜子から、当時の春高の教員が俳句の薫陶を受けた話に始まり、安孫子先生が大学生時代を過ごされた鹿児島のお話となりました。中でも、桜島が1年に800回から900回も噴火するという話や、西郷隆盛像の話、また薩摩焼酎の「前割り」という飲み方の話など、ユーモアを交えて大変楽しく拝聴させていただきました。講演の最後には、七高(鹿児島大)の寮歌をご披露いただきました。寮歌の巻頭言で「北辰斜め」という台詞が繰り返されますが、これは北日本だと天頂にある北極星が、鹿児島では斜めに指すということをいうのだそうです。
続いて、平成24年秋の叙勲褒章で藍綬褒章を受章された当会会員の神田誠さん(高19回卒)へ、新井会長からお祝いの花束が渡され、これまたユーモアたっぷりのご挨拶があり、会場が笑いの渦になりました。
その後、ご出席いただいたご来賓の皆様から、これまたリレートークで俳句ゆかりの古利根散策の話や、あるいは古利根川の再生整備のお話などに因むご挨拶をいただいたき、懇親会に移りました。懇親会では、いつもどおり会場のあちこちで話が弾み、笑いが起こり、和やかな新年の集いとなりました。会の後半では、当日飛び入り参加の三遊亭楽生師匠による小話でさらに盛り上がりを見せ、最後は、池田暢夫さん(高7回卒)のリードにより全員で校歌を3番まで歌い、「フレーフレー春高!」とエールを切って、皆様の健康と健勝を祝い、お開きとなりました。やがて春を迎えますが、今年は春から笑いに包まれ、とても縁起がいい始まりとなりました。
[フォトギャラリー]
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安孫子さんの講演
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褒章受章の神田さん
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懇親の様子
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楽生師匠の小話
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校歌リードの池田さん
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校歌斉唱