経営者

さいたま商工会議所会頭|株式会社松永建設 代表取締役会長

1954年卒業   高6回

まつなが いさお 松永 功

住所 さいたま市岩槻区

春高に行って良かったこと

親戚に旧制粕中に行った人が多かったので、小学校の時から春高に憬れていた。春夏は自転車通学、秋冬は電車通学だった。『縁尋機妙 多逢勝因』を座右の銘としているが、春高に通学してから、親しい友達が次々とできた。春高の人脈が社会に出てからも私の貴重な財産である。質実剛健の校風と個性豊かな恩師の下で勉学に勤しむことができたことは青春時代の一ページを飾るいい思い出となっている。

自己紹介

狭い日本国だけでなく、広い世界に出て、商売をしたいという海外雄飛の夢を持って東京外国語大学に入学。専攻は中国語で第二外国語は英語。ラテン音楽が好きだったので、スペイン語も少し齧った。当時、都内の大学では、学生運動に走った者が多かったが、将来海外では体力勝負となるので、体力を鍛えるためクラブ活動は柔道部を選んだ。柔道部には歴史と伝統を誇る炬友会という組織があり、今でも交流が続いている。卒業後は、ブリヂストンタイヤ㈱に入社し、10年間がむしゃらに働き、デミング賞受賞のための推進担当も務め、TQC思想と技法を体得した。昭和44年、家業の松永建設を事業承継し、現在に至っている。その間、建設業界、法人会、商工会、商工会議所、ライオンズクラブ等で幅広く社会貢献活動に取り組んでいる。現在、さいたま商工会議所会頭、(一社)埼玉県商工会議所連合会会長、埼玉県防衛協会会長等を務めている。