ビジネスマン
マーケティング・リサーチャー
1972年卒業 高24回
いいじま しんや 飯島 眞也 写真部OB
住所 埼玉県越谷市
春高に行って良かったこと
当時の写真部は撮影会をして、フィルムの現像、印画紙への焼き付けまで自分でする時代だった。自分が部長の3年のときに、みんなで春高祭の展示企画について議論した。そして写真パネルを展示する壁を「ビールの大瓶ケースのカラフルな特徴」を活かして製作しようということに決めた。春日部市内の酒屋さんに交渉して400ケースくらい集めたと思う。運ぶ手段は自転車を使ったので延100往復くらいかけて全員で運んだ。顧問の先生が「写真部は酔狂なことをやるなあ」と笑いながら言っていた。私達のやりたいようにやらせてくれた先生には感謝している。春高に入ってよかったことは、春高には特徴のある個性の持ち主が多かったように思うが、みんな素晴らしい品格の持ち主だった。彼らとたくさん議論できたことが社会人になってからの私の財産になっている。そして今でも同窓会で知り合うそのような人達と対話することが私の人生を豊かにしてくれているし、今後もそうだろうと思う。
自己紹介
■1977年 土木工学を大学で学び、就活するときはオイルショックでゼネコンの新卒募集人数は「0名」という時だった。 ■1977年春 都市計画設計会社に就職。 ■1977年秋~ 大手のマーケティング・リサーチの会社に転職。 ■日本や世界の最先端をいく自動車などのメーカーや大手流通企業、金融・サービス業界のマーケティング関連担当部門と取引する。 ■携わった主なプロジェクトのテーマは、エリア・マーケティング、自動車・IT機器の顧客満足度調査、日常品の商品開発、ハリウッド映画のインシアター調査、Webリサーチの開発。 ■この40年間に日本企業のマーケティング環境はとても大きく変わった。けれど、必要なのはその変化に対応する好奇心と行動力、つまり顧客を創造する行動力だと思う。その基礎力を養ってくれたのが春高時代だった。 ■一般社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会 専門部会委員 ■東京春高会幹事 ■春日部高校同窓会副会長