法曹・法務

弁護士

1975年卒業   高27回

おおつか よしかず 大塚 嘉一 柔道部OB

住所 埼玉県草加市

春高に行って良かったこと

在校時、そして卒業後も、数々の素晴らしい出会いがありました。春高は、旧制中学校の時代から、埼玉県及びその隣接県から、頭のいい男の子が集まる学校なのです。そうして集まった個性豊かな生徒たちによる切磋琢磨が、春高の真骨頂です。価値観が多様化した現在であっても、春高の存在意義は高まりこそすれ、廃ることはないと信じています。

自己紹介

昭和50年に春高を卒業して、早稲田大学法学部に進み、昭和60年に司法試験に合格して、昭和63年に弁護士になりました。弁護士になってから、ずっと、浦和で業務をしています。と言っても、事務所が浦和にあるというだけで、全国の裁判所を駆け巡っています。

人は生れてきた以上、幸せに生きる権利があります。それを妨げるものがあれば、それと闘ってでも追及する価値が人生にはあります。制度、組織として考えると、正直な人、他人を思いやれる人が得をする社会を実現するようみんなで努力することが大事だと考えます。

弁護士は、そのような観点から、法治主義の実現者(の一員)として活躍します。日々の仕事は大変で、心が折れてしまうかと思うこともままありますが、何のために弁護士になったのかを自問自答し、再びエネルギーを蓄え、仕事に戻るのです。そのためには、時には一人っきりになる余裕もまた必要ですが。