春高ヨーロッパ倶楽部 第3回総会がイギリス・ロンドンで開催されました。

[ 寄稿者:春高ヨーロッパ倶楽部 加藤 晃 氏(高34回) ]

春高ヨーロッパ倶楽部 第3回総会がイギリス・ロンドンで開催されました。

令和への改元間もない5月18日、イギリスの首都ロンドンにおいて「春高ヨーロッパ倶楽部」第3回総会が開催されました。ロンドンはイギリスの首都であるとともに世界有数の観光都市で、歴史的建造物や観光名所は数えたらきりがありません。まずはロンドンの写真を少しだけご覧ください。

[ 日本食レストランYOSHINOで ]

当日はイギリスらしい変わりやすい天気の下、ロンドンの中心部、エロス像で有名なピカデリーサーカスの交差点からすぐ近くにある日本食レストランYOSHINOにヨーロッパ各地および日本から同窓生が集い、素晴らしい時間を過ごしました。

[ 6か国から9名が参加 ]

参加者は、日本からご参加の方2名、幹事国イギリス2名、ドイツ1名、ノルウェーからは同窓生と奥様の2名、ポルトガル1名、ロシアから1名。計6か国9名の方々にご参加いただきました。コンスタントに10名近くが毎回集まり、今年で3回目となる「春高ヨーロッパ倶楽部」の総会がしっかり定着してきたと感じる会でした。

[ 創立120周年記念事業についての、尾﨑副会長の説明からスタート ]

同窓会尾崎副会長

春高同窓会尾﨑副会長

開会に先立ちまして春高同窓会尾﨑副会長より今年11月17日に開催される創立120周年記念事業のご説明があり、そのお話を聞いているうちに懐かしの高校生活の思い出が溢れ出てきました。

その後、ドイツ・キルギス・日本を股にかけて傷ついた子供たちの治療をボランティアで行っている矢倉幸久さん(34回)に開会のご挨拶と乾杯のご発声をいただいた後は、世代年代を超えた春高時代の話で大盛り上がりの会となりました。

会場は日本食レストランで、実際に日本人が腕を振るう数少ない本格的日本食が味わえる店としてロンドンでも大人気のレストランです。日本人の好きな焼肉やナムルなどは日本風にアレンジされています。ヨーロッパでは生肉を食べられところは少ないので、ヨーロッパ在住の方たちは久しぶりの和食に男子校卒業生らしくガツガツと喰らいついていました。

[ 大いに語り合い、大いに盛り上がる ]

主な話題は春高時代の思い出の他に参加者全員の近況報告などがありましたが、とりわけ盛り上がっていたのは「おすすめの旅行先」でした。さすがは何年かをヨーロッパで生活しているだけあって、ヨーロッパの観光地について非常に詳しいことにはびっくりしました。しかも有名な観光地ではなく、日本人が行きにくい・日本人が知らない地方などを実際に旅行して、どんな人間性の人々だとか生き方や価値観の違いなどまで細かく語り合い盛り上がっていました。

[ 校歌斉唱 ]

会場に着いた時の第一印象は、「この会場で校歌を大声で歌えるのか?」と心配したのですが、校歌斉唱ではそうした不安など頭をよぎることもなく、同じレストランにいた英国人たちも我々の熱唱する校歌に胸を打たれたのか途中から手拍子で参加しはじめ、斉唱後は温かい拍手を送ってくれ、校歌を通じた国際交流も行われました。参加していただいたご家族からは「学生時代ならまだしも大人になっても高校の校歌を歌詞も見ずに歌い上げる姿に驚いた」という声も頂き、身体に染みついた春高の記憶をさらに強めるロンドンの夜となりました。

[ 次回開催地はデュッセルドルフに決定 ]

もうひとつのテーマである「次回開催地」の件ですが、ロシア・ノルウェー・ポルトガルはビザの点や日本からの直行便が無く日本からの参加者には負担が大きいという理由で惜しくも落選するなか、前述の矢倉幸久さん(34回)が多忙な中ドイツでの幹事を買って出られ、次回の開催地は2020年5月ドイツ・ドュッセルドルフと決定いたしました。

ドイツに詳しい方を除いてはデュッセルドルフと言う都市の名をご存じない方も多いと思います。デュッセルドルフはライン河畔に位置し、「ラインの日本」や「ドイツのリトルトーキョー」とも言われるほど日本との関係が深い都市で、ロンドン・パリに次ぐヨーロッパで3番目に日本人の多い都市です。毎年「Japan Tag」と言われる日本デーが開催され日本文化への関心が非常に高い都市です。「世界で一番住みやすい都市」のNo.5になるなど世界的には大変有名な都市のひとつでもあります。来年はデュッセルドルフへのご参加をお願いいたします。また、今後も「春高ヨーロッパ倶楽部」の情報を発信してまいりますので、ご覧くださいますようお願いいたします。

[ 「春高ヨーロッパ倶楽部」の末永い存続のために ]

先月、春高ヨーロッパ倶楽部『日本橋の集い』が和やかに開催されたことを喜ばしく思いながらも、駐在員の任期を鑑みた際に現在の参加者の多くも近い将来日本に帰任することは間違いなく、今後新規の春高ヨーロッパ倶楽部の会員をどう見つけ出していくかという総会にふさわしい議題も熱心に議論されました。現在ではロンドンにおいて日本人コミュニティ雑誌や掲示板への投稿を行ってはいますが、今まで以上に各地での個人の活動が大切であり、今後も熱心に春高生を見つけ出していこうという結論に至りました。同窓会支部の皆様におかれましては、身近に渡欧者がいらっしゃるようでしたらぜひともヨーロッパ倶楽部の存在を教えていただき、以下メールアドレスにご連絡いただけますと幸いです。

kasuko.london@gmail.com

[ 余談「ロンドンタクシーとロンドンバス」 ]

ここで余談ですが、今回ロンドンでタクシーに乗車したのですが、観光名物の「ロンドンタクシー」はこの数年で電気自動車化が進みました。産業革命時代から「霧のロンドン」と言われるほど石炭の煙がひどかったロンドンですが、近年も渋滞と排気ガスは問題点のひとつでした。昔とあまり変わらない外観のタクシーに乗ると内部の広さにびっくりするのですが、多くのタクシーが電気化されていることに時代の移り変わりを感じました。タクシーの運転手さんによると、まだ充電ポストなどのインフラが充分でなく今はインフラ整備に追われている状況とのことでした。EU離脱では混迷しているイギリスですが、もうひとつの観光名物であるロンドンバスも近い将来電気化されるのではないかと感じました。それと同時に東京など日本の都市も変革が迫られているのだろうと思いました。若い春高同窓生たちがこうした分野にも活躍されていかれることを期待しています。

[ ロンドンのメンバーに感謝 ]

尚、今回のロンドン開催に当たり、ロンドンの皆様ありがとうございました。日本に帰任されたため今回の総会には参加できませんでしたが、開催までの段取りを堀内さん(40回)小野さん(59回)とともに幹事の一員として奮闘していただいた河邉さん(44回)と岩森さん(56回)には感謝しております。今後ますますのご活躍をいただきますようお願いいたします。

[ 二次会 ]

二次会の様子

二次会の様子

二次会は、同様にピカデリーサーカスのすぐ近くのパブで行われ、イギリスらしい大きなグラスでビールをいただきました。非常に有意義で楽しいロンドンでの「春高ヨーロッパ俱楽部」第3回総会であったことを報告させていただきます。