春燦々会(高33回卒)鹿児島遠征レポート

[ 寄稿者:春燦々会(高33回) 写真提供:中村優夫氏、文章:鷲塚民哉氏 ]

4年毎の実施が恒例となりつつある春燦々会(高33回卒)の京都旅行(=大人の修学旅行)。

4年を待てないという面々が今回企画したのは、NHK大河ドラマ「西郷どん」のゆかりを訪ねるという11/17~18の鹿児島遠征!幹事会にて検討を重ねた結果、決定したのは、17日の夕刻から18日の夕刻までをコア時間として行動を共にする現地集合現地解散というもの。

航空券の発売開始情報を共有しながら、各自が自由に計画を立てて現地入り。最終的に15日入り1名、16日入り4名、17日入り5名(19日までの延泊2名含む)の計10名が現地に集合しました。本レポートはコア時間(17日AM到着~18日解散)の鹿児島を中心に記していきます。

とても楽しかった。諸般の事情で(w)私が記録を担当する事になり、まあ初心者目線で書きなぐりまする<m(__)m>

1日目

砂蒸し風呂で浴衣の記念写真

砂蒸し風呂で浴衣の記念写真

初日の鹿児島空港に到着したのは10時。この時間帯で合流したのは30分前に到着し、レンタカーの手続きをしてもらっていた中村くんと同じJL機に乗ってきた岩本くん、廣田くんと報告者の4名。

豪華なMARKXに乗り込み、昼食をとるために指宿スカイラインを経由して九州南端の地にある「くりや食堂」へ(観光客よりも現地の方の利用が多い隠れ名店とのこと)。

ここで前日入りの栁澤くん、中原くん、立原くん、石田くんの4名と前々日入りし屋久島から到着した岡崎くん(ギックリ腰で縄文杉までたどり着けなかったとのこと)と合流し再開を祝しての昼食を。という予定だったものの、途中の桜島撮影スポットをいくつか寄ってしまった影響で到着したのが12時半だったため先の5名は我慢できずに既に昼食終了。4名での昼食になったものの、ここで食したのは地元名物“かつおのたたき定食”。近くで揚がったカツオだそうで新鮮そのもの。酢での味付けも絶妙でした。


顔まで埋まっても気付かない?

顔まで埋まっても気付かない?

次に向かったのは、砂蒸し温泉「砂楽」サウナをイメージしていて一同5分も入れれば上出来と思っていたところ、かなりのメンバーが30分も埋まっていたのです(浴衣一丁だったこともあり、気持ち良くて寝付いてしまった模様)。


温泉で旅の疲れ(まだ疲れていない気がするが…)を癒した一行は、日本最南端の駅JR西大山駅(まさしくローカル駅)で「開聞岳」を一望。薩摩富士とも呼ばれる美しい円錐形の山は太平洋戦争で特攻機を見送ってきたためか、どこか寂しげにも映ります(単に霞んでいただけか?)。


知覧特攻平和会館(中にはゼロ戦が)

知覧特攻平和会館(中にはゼロ戦が)

そして初日の最後の目的地「知覧特攻平和会館」へ。入ってまず圧倒されたのが海から引き揚げられたゼロ戦。いまだに多くのゼロ戦が海底に沈んだままのわけで、沈んでいたゼロ戦を目の当たりすると当時の凄惨さがわかります。

奥には知覧の地から飛び立って逝った特攻兵達の遺品や遺言など多数展示。なぜ日本ではこんな時代が存在してしてしまったのか、そして戦争を語り継ぐために作られた各地の施設同様、今を生きる者たちが悲劇の時代に戻ることのないよう、目に焼き付けなければならないものでしょう。


あたりも暗くなり、宿泊先の鹿児島市内のホテルに移動。ホテルで待ちくたびれていた最後のひとり落合くんと合流し、チェックインだけ済ませ、夕食をとるため天文館の地元居酒屋へ。事前に予約していたこの居酒屋は地元の料理と100種を超える地元焼酎(芋及び黒糖)の銘柄が自慢の店。多すぎて逆にチョイスが難しく、ここは地元出身の中原くんに一任。

結局、1升瓶で芋2本、黒糖2本をおいしくいただきながら、10名そろっての再開を祝ったのでした(気の置けない面々と帰りを気にせずおいしい酒を飲めるこの宴会が最大の楽しみでもある)。

数年前まではここからまた朝まで部屋飲みという体力もあったわけですが、さすがにホテルに戻ると風呂に入ってバタンキュー(表現が古いか?)でありました。

2日目

迫力の維新ふるさと館

迫力の維新ふるさと館

ホテルでの朝食をとり、路面電車で先ず初めに向かったのは「維新ふるさと館」。中原くんが事前に予約してくれていた2本の迫力あるシアターを観て、西郷さんが時代に振り回されつつどんな状況でも志を貫いてきた迫力に感服。

そして英国に派遣された勇士たちが大変な苦労をしながら古き日本を改新していったことにもまた感服。

朝ドラではチャラ男のように見えていた五代友厚(ディーンフジオカ)も実はそこまでに苦労して西洋で学んできたことがわかったのでした。


大河ドラマ館(落合くんが購入した記念写真)

大河ドラマ館(落合くんが購入した記念写真)

次に向かったのは「西郷どん大河ドラマ館」ご存知大河ドラマ(西郷どん)を紹介し、使ったセットなどを展示したもの。当然のことながら期間限定なので簡易的な建物で開催されていました。


これがボリューミーな、むじゃきの元祖しろくま

これがボリューミーな、むじゃきの元祖しろくま

ここから昼食のために徒歩にて天文館に向かったわけですが、途中には西郷さん、大久保利通、新田新八などの生誕の地などがあり、歴史に残る偉人たちがまさに隣近所で生まれているところが驚きです。

天文館での昼食はご当地鹿児島ラーメンで、その後、かき氷しろくま発祥の「むじゃき」に立ち寄りメンバーの多くが待ち望んだ、かき氷をオーダー。想定外の大きさは食後のデザートレベルではなく、ラーメン後に完食するのもかなりきつい。


とはいえ鹿児島の定番昼食をこれまた堪能したあとは西郷銅像(決して着物で犬を散歩させているものではありません)を通りながらシティービューバスに乗り高台の「城山」へ。ここは高台から錦江湾越しに桜島を一望できるという贅沢な場所。帰りにはこれも名物になっているらしいお釣りに旧札(100円~)を使用するお土産屋に立ち寄り、懐かしい旧札も土産に入手。

そしてもう一度シティービューバスにて移動(この時は運転手が名所を説明、途中に西南戦争の弾丸跡が残ったままの壁は迫力もの)した鹿児島滞在最後の地は「仙厳園」。世界遺産も含んだ島津家ゆかりの場所。菊人形など菊をあしらったものも展示され華やかさもありました。そして、最後の最後に訪れたこの場所で、キリや雲もなく、くっきりと雄大な姿の桜島が現れてくれました(まるで我々との別れを惜しむよう)。

この場所を最後にそれぞれ手配した航空便(2名は熊本に向かう新幹線)にて鹿児島の地を名残惜しくも去っていくのでありました。

還暦にカウントダウンとなっていて身体の内外にガタのきている我々にとっては、なかなかにハードではあったものの、ほとんどの者がこの歳で初めて足を踏み入れた鹿児島の地で様々な感動を受けた充実の2日間でした。下見までした上で各所を池上彰ばりに案内してくれた中原くんには、ただただ感謝!次回の企画(いよいよ海外進出か?)がますます楽しみになる春燦々会の遠征でした。

P.S.
筆者は廣田くんとともに、この後、復興再建を目指す熊本城などの見学に熊本に向かったわけですが、こちらは個人旅行に近いため、次回に会ったときにでも土産話をさせてもらうこととします。